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ご相談例

ご相談例

※いずれの事例も、これまでのご相談事例に基づいた架空の事例です。


「相談したことが、他の人に知られてしまうのではないか心配です…」

ご相談にいらしたことそのものや、ご相談の内容について、学生さんご本人の了解をとらず外部の方にお伝えしてしまうことはありません。相談員は臨床心理学を専門としており、相談上知り得た秘密や個人情報を守る守秘義務があります。

ただし、学生さんの身に危険が及んでいる等、緊急の場合にはこの限りではありません。初回相談の際、丁寧に説明させていただきます。


「研究室の中で自分だけ研究がうまくいかず、焦ってしまいます。体調もよくありません。」

まずは相談者の方にとって「うまくいかない」と感じられていることについて丁寧にうかがいます。それに加えて焦りや体調不良が治療を要する状態になっていないかどうか、指導教員や研究室の方が相談者の方が困っていらっしゃることについてどのように捉えていらっしゃるか、これまで同じような状況があればどんなふうに乗り越えてきたか等、状況を総合的に理解するため詳しくお話を聞かせていただきます。

なお、守秘義務があるため、相談内容を学生さんご本人の了解なしに外部の教職員等にお伝えしてしまうことはありません。

ただ、ご本人が希望される場合は、医療機関へのご紹介や、指導教員や研究室の方との同席面談を行うことが可能です。

あるいは、学生支援室運営委員の先生方をはじめとした、秘密を守ってご助言くださる理学系教員の方へのご紹介も行っています。(運営委員の先生方はリンクからご覧ください。)


「自分が将来何をしたいのか分からなくなりました。」

学生生活において、自分の生き方について混乱や悩みが生じるのは当たり前のことと私たちは考えています。相談者の方のこれまでのさまざまな進路選択や性格、将来について考えてきたこと、得意なこと、苦手なことなどを多様な側面からご一緒に考え、現実的な社会情勢等とも照らし合わせながら納得のいく選択ができるようなお手伝いをしたいと思います。

ご希望があれば学内の就職支援機関や教員を紹介したり、心理検査をしたりすることもできます。


「ちょっとしたことなんだけど、今さら聞けなくて・・・」「誰に聞けばいいか分からなくて・・・」

学内には学生が利用できる様々なサービスやサポートがありますが、すべてのサポートを学生の立場で熟知するのはなかなか難しいでしょうし、どの窓口で聞けばいいか分からないということもあるでしょう。そういうときもどうぞお気軽にご利用ください。

たとえば、以下の様なことでお越しくださってももちろん構いません。

  • 「自宅で論文検索できないでしょうか?」
  • 「休学するときはどうしたらいい?」
  • 「構内で自転車が行方不明になってしまったのですが・・・」

「最近、友人の様子が心配です。」

困っている方自身が私たちのような相談機関に足を運びにくいような場合、周囲の方からのご相談もおうかがいします。周囲の方がまずご相談に来てくださることで「困っている方」ご本人の様子や困り事の緊急性が分かったり、ご本人が相談機関に足を向けやすくなったりすることもありますので、どうぞお気軽にご来室ください。

※ただし、「困っている方」が理学系研究科・理学部の学生さんではない場合、学生支援室ではご本人にお会いすることができないため、おうかがいした情報をもとにご助言のみさせていただくことになります。あらかじめご了承ください。