外国人特別選考
東京大学大学院理学系研究科外国人特別選考要項
1. 出願資格
(1) 修士課程
- 外国において、学校教育における16年の課程を修了した者及び本学入学までに卒業見込みの者
- 外国の大学その他の外国の学校 (その教育研究活動等の総合的な状況について当該外国政府又は関係機関により評価を受けているものに限る。) において、修業年限が3年以上である課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された者及び本学入学までに授与される見込みの者
- 個別の入学資格審査をもって大学を卒業した者と同等以上の学力があると本研究科において認めた者で、本学入学時において22歳に達しているもの
- 大使館推薦による国費留学生(日本政府(文部科学省)奨学金制度)として申請する者は、上記のいずれかに加え大使館における文部科学省奨学金第一次選考に合格している者
(2) 博士課程
- 外国において、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者及び本学入学までに授与される見込みの者
- 外国において学校教育における16年の課程を修了した者で、日本又は外国の大学若しくは研究所等において2年以上研究に従事した者及び本学入学までに2年以上研究に従事する見込みの者で、当該研究の成果等により、修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると本研究科において認めた者
- 個別の入学資格審査をもって修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると本研究科において認めた者で、本学入学時において24歳に達しているもの
- 大使館推薦による国費留学生(日本政府(文部科学省)奨学金制度)として申請する者は、上記のいずれかに加え大使館における文部科学省奨学金第一次選考に合格している者
- 国籍を問わず、日本国外において後期中等教育および大学教育を完了した者、日本国内でこれに準ずる教育を受けた者は出願可能です。出願期間前に学務課大学院担当にお問い合わせください。
- 理学系研究科修士課程および博士課程においては、同一年度の同一時期への併願はできません。
ただし、Global Science Graduate Course (GSGC) 選考と本選考との併願は可能です。
2. 選抜方法
- 以下の「3. 出願書類」にあげる応募書類に基づいて審査し修士課程、博士課程の入学者を決定する。
- 専攻によっては、GRE と TOEFL の試験成績が定められた基準を満たさない応募者は入学が認められない場合がある。GRE と TOEFL の試験成績は出願期間初日から起算して 2 年以内のものを用いることとする。なお、英語が母国語と認められる場合には TOEFL の成績を要求しないことがあるので、TOEFL の成績提出の免除を希望する志願者は、必ず、出願開始日前までに学務課大学院担当まで申し出て、その指示に従うこと。
- 専攻によっては、面接試験やオンラインでの筆記試験を行うこともある。(必ず9.各専攻の情報を読むこと)
3. 出願書類
下記の出願書類 1 は Web 上で直接入力し、申請書類 2~10 はスキャンコピー・ファイルを所定箇所からアップロードして Web 申請すること。ただし、 2. の Official Score Report および 3. の Institutional Score Report は別途送付されるよう手配し、申請書類11は、推薦者が直接Web入力すること。なお、全ての出願書類は出願期間内に提出を完了すること。
- 申請書(Web上で直接入力)
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GRE の subject test または general test の成績。 (Examinee's Score Report のコピーと Official Score Reportを提出して下さい。ただし、地球惑星科学専攻を志望する応募者は、下記の教員別要望リストを参照の上、必要書類を提出すること。)
[注]- 東京大学大学院理学系研究科のGREコード番号は7048です。Official Score Report は ETS から東京大学大学院理学系研究科に直接送付されますので、GRE受験の際には解答用紙にこのコード番号を記入すること。これまでに受験したGREのスコアレポートが必要な場合はScore Report Request Formにコード番号を記入すること。
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各専攻が要求するGRE testの科目は以下のとおり。
専攻 Subject Test General Test 物理学専攻 - Physics
不要 天文学専攻 - Physics
不要 地球惑星科学専攻 下記ウェブページにある教員別要望リストを参照すること。希望する指導教員によっては試験方法も異なる
https://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/en/eps-requirements/不要 化学専攻 不要 要 生物科学専攻 不要
(ただし、GRE General Test に代えて、Mathematics、Physics、Chemistryのいずれか一科目を提出してもよい。)要 (詳細については9.各専攻の情報を参照のこと)
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TOEFL の成績。Test Taker Score Report のスキャンコピーをアップロードして提出すること。なお、 Institutional Score Report についても提出すること。
[注]- 東京大学大学院理学系研究科のTOEFLコード番号は8002-01です。Institutional Score Report は ETS から東京大学大学院理学系研究科に直接送付されますので、TOEFL受験の際には解答用紙にこのコード番号を記入して下さい。これまでに受験したTOEFLのスコアレポートが必要な場合はScore Report Request Formにコード番号を記入して下さい。
- TOEFL iBTテストについてはTest Dateスコアのみを選考資料として活用します。(MyBestスコアは活用しません。)
- 成績証明書(在籍したことのある大学のものすべて)・卒業(見込)証明書。
- 検定料納付が確認できる書類。(現在、国費留学生に採用されている者はそれを証明する書類を提出すること。)
- 修士課程または博士課程の在学者及び修了者及び満期退学者の場合は在学中の成績証明書を提出すること。修士課程応募者で修士論文・科学雑誌などに発表した論文がある場合には併せて提出し、博士課程応募者は、修士論文・科学雑誌などに発表した論文の両方、又はいずれかの一方を提出すること。
- 最終出身大学におけるGPA (Grade Point Average) のスコアが判る場合は、その証明書。
- Personal Statement:(A4版 1~2枚程度、英文 single space、様式自由) 今までの学習状況や取り組んだ研究、その他の活動に関する記述。志願者の能力や自主性、積極性などを示すために強調したい事項などを具体的に記述すること。
- Statement of Purpose:(A4版 1~2枚程度、英文 single space、様式自由) 行いたい研究についての記述。具体的な研究分野、希望する指導教員(複数名可)などを示しながら、その分野の研究を希望する動機や可能なら研究計画などを具体的に記述すること。
- 希望する指導教員(複数名可)との事前相談を証明するもの:
出願前に本研究科の志望指導教員と連絡を取り指導についての了解を得、そのやりとりの電子メールコピーなどを提出すること。なお、ここで得た了解は、合格した場合に指導教員となる事の了解であり、合格を保証するものではありません。また、地球惑星科学専攻を志望する応募者はPreliminary Evaluation Certificate(希望する指導教員が発行)を提出すること、 物理学専攻を志望する応募者の希望する指導教員は1名に限ります。 - 現在の指導教員ないし志願者を良く知る人の推薦書2通。申請書のWebページに推薦者の氏名と所属・身分、メールアドレスを記入すること。システムから、自動的に推薦者にメール送信され、推薦書の入力を依頼する。推薦者に直接Webに入力してもらうことになる。
[注]
- 推薦書及び成績証明書・卒業(見込)証明書が英語、または日本語以外で書かれているものについては、大学が発行した英訳か和訳を添付すること。
- 論文が英語または日本語以外で書かれている場合は、事前に大学院担当まで申し出て指示を受け、要旨等の英訳または和訳を添付すること。
- 提出した書類及び検定料は一切返却しない。
4. 出願期間
*以下の出願期間には変更が発生する場合があります。
- 2025年4月入学(修士・博士)に応募する者: 2024年10月10日~10月31日(日本時間)
- 2025年10月入学(修士・博士)に応募する者: 2024年10月10日~10月31日(日本時間)
※この期間に出願した者は、大学推薦国費奨学金に応募することができる。詳細は必ず当該HPを確認すること。 - 2025年10月入学(修士・博士)に応募する者: 2024年12月16日~2025年1月6日(日本時間)
なお、国費留学生のうち、2025年度大使館推薦により出願する者の出願期間は、以下のとおりです。
- 2025年4月入学(修士・博士)、2025年10月入学(修士・博士): 2024年7月1日~8月9日(日本時間)
5. 検定料
10,000 円 (現在、国費留学生に採用されている者を除く)
検定料をクレジットカード等で払い込むことができるようになりました。詳しくは「検定料の払い込み方法及び確認書類について」をご覧ください。
- 検定料の払い込み方法及び確認書類について (2016年 3月更新)
- 日本在住の方
コンビニエンスストア・クレジットカードでの検定料払込方法 (2022年 6月更新) - 海外在住の方
How to make a Payment of Application Fee by Credit Card (2016年 3月更新)
6. 入学時に必要な経費(2025年度予定額)
- 入学料 282,000円
- 授業料
- 修士 半期 267,900円(年額535,800円)
- 博士 半期 260,400円(年額520,800円)
- (注) 入学時又は在学中に改定が行われた場合には改定時から新たな金額が適用される。
7. 合格者の発表(Web掲示及びe-mailにより通知する)
- 2025年4月入学(修士・博士)に応募する者:2024年12月下旬
- 2025年10月入学(修士・博士)に応募する者:2024年12月下旬
※大学推薦国費に応募した場合の結果は別途通知する。 - 2025年10月入学(修士・博士)に応募する者:2025年3月上旬
- 国費留学生のうち2025年度大使館推薦により出願した者については決定次第結果を通知する
(注)合格者の発表(Web掲示)は、出願書類を受理した際に通知する「受験番号」で掲示する。(受験番号は出願期間終了後に通知する。)
8. 連絡先
東京大学大学院理学系研究科学務課大学院担当
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
電話 | 03-5841-4009(外国から +81-3-5841-4009) | ||
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Fax | 03-5841-8779(外国から +81-3-5841-8779) | ||
9. 各専攻の情報
10. その他注意事項
- 出願にあたって知り得た氏名、住所その他の個人情報については、①入学者選抜(出願処理、選抜実施)、②合格発表、③入学手続業務を行うために利用する。また、同個人情報及び入学者選抜に用いた試験成績は、入学者のみ①教務関係(学籍、修学等)、②学生支援関係(健康管理、就職支援、授業料免除・奨学金等手続き、図書館の利用等)、③授業料徴収に関する業務を行うために利用する。
- 申請における履歴等について虚偽の記載をした者は、入学後においても遡って入学を取り消すことがある。
- 東京大学では、「外国為替及び外国貿易法(外為法)」に基づいて「東京大学安全保障輸出管理規則」を定めて、技術の提供及び貨物の輸出の観点から学生の受入れ前及び在学中に、厳格な安全保障輸出管理を行っています。特に外国人留学生及び一部の日本人学生については、受入れ前の審査を必須としています。従って、外為法上規制されている事項に該当する場合は、たとえ入学試験の選抜により最終合格しても、その後入学が許可できない場合や、入学後の希望する研究活動に制限がかかる場合がありますので、ご注意ください。