理学部ガイダンス2023開催報告
松尾 泰（教務委員長／物理学専攻 教授）
2023年5月1日，教養学部2年生に向けた理学部ガイダンスが開催された。5月7日にコロナ感染症が5類に移行することもあり，ここ数年続けられたオンラインからハイブリッドに開催形式が変更される記念すべき年であった。GW中であったが，会場となった900番教室に対面130名，オンライン120名で計約250名が参加し，例年と同じ規模となった。
大越慎一研究科長・理学部長による挨拶
冒頭，大越慎一研究科長・理学部長にご挨拶をいただいた。時空間のスケールを超え自然界の謎に迫る科学の魅力，小さな気づきにこだわり続けることにより社会に影響を与える大きな発見ができる科学の楽しさなどが語られた。また，男女共同参画の取り組みとして理学部で活躍している女性教員とその研究紹介，国際交流についての説明があった。次に，筆者より理学部教育がどのように行われているかについて説明を行った。また，井出哲キャリア支援室長が，理学部進学がアカデミア以外の将来設計においても大いに役に立ち，就職活動が順調であることについて説明した。
続けて，理学部 10 学科の学科長の先生方により5 分間ずつ学科紹介が行われた。短い持ち時間ではあったが，各学科の魅力を熱く語っていただき，学生たちは引き込まれるように話を聞いていた。また，5月2日以降，各学科個別のガイダンスも行われそちらも多くの学生が参加した。
今年度もぜひ多くの意欲の高い学生に理学部進学を希望してもらえることを願っている。