自分にとっての面白さを見つける
坂井 秀隆
(数理科学研究科 准教授)
1999年,京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。1999年,学術振興会特別研究員(PD)。2000年,東京大学大学院数理科学研究科助教授。2007年,東京大学大学院数理科学研究科准教授。2019 年日本数学会解析学賞受賞。著書:常微分方程式(東京大学出版会・2015)
Q. 子供の頃好きだった教科は?
A. 図画工作
ノートにウルトラ怪獣の絵をびっしり描いていた記憶があります。絵を描くのが好きだったと思います。
Q. 中高生の頃どんなことに興味を持っていましたか?
A. とくに思いつかない
陸上部で,中長距離をしていました。何も考えず,ただ,ぼうっと走っていました。
Q. 東大理学部のいいところはここ!
A. カリキュラムがしっかりしていてきちんと教えてもらえる
逆にいうと,勉強が忙しすぎて,いろいろと考えをめぐらす時間がとれるかというのが少し心配です。
Q. 趣味はなんですか?
A. 散歩・歌・読書
長時間街中を歩きまわるのは好きです。カラオケもよく行きます。邦楽と洋楽を交互に。本はオールジャンルで。哲学歴史数学。小説,漫画も。
Q. タイムスリップできるとしたら?
A. ずっと前
実際には,今の人生が一番と思っているので,タイムスリップしたくはないのですが,現在の知識を持って過去に行ったときに,何か変わったことができないかと想像するのは面白いように思います。
Q. 自分は運がいいと思う?
A. 運だけはいい
何かに守られている感覚があります。両親を早くに亡くしているせいかもしれません。
Q. インスピレーションの源は?
A. ???
発想はいつどこから得られるのか分からないと思っています。それを求めて努力するということもなく,ただ降ってくるのを待っているように思います。ぼうっとしながら歩いているときに,ふと思いついたりします。
ー メッセージ ー