令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に引き下げられたことを受け、東京大学における対応方針が見直されました。理学系研究科・理学部でもそれにならい、以下のような対応を取ることとしましたので、ご確認ください。
(1)マスクの着用の取扱い
個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断にゆだねることを基本とします。ただし、以下の場合は適切に対応してください。
*授業の形態、方法等により着用する必要があるものと授業担当の教員が判断する場合や授業の運営に支障があると授業担当の教員が判断した場合
*2月10 日付で政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が決定した「マスク着用の考え方の見直し等について」においてマスク着用が効果的な下記の場面
- 受診時や医療機関・高齢者施設などを訪問する時
- 通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗車する時
- 重症化リスクの高い方が感染拡大時に混雑した場所に行く時等
(2)基本的な感染対策実施
新型コロナウイルスの特徴を踏まえて基本的な感染対策は有効であることから、「三つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」等、引き続き、実施をお願いします。
(3)新型コロナウイルス感染症に罹患等となった場合の対応
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則(平成10 年厚生省令第99 号)、学校保健安全法施行規則(昭和33 年文部省令第18 号) 等の改正により、新型コロナウイルス感染症に罹患等となった場合、外出自粛は個人の判断に委ねられるため、理学系研究科・理学部における感染者及び感染のおそれのある構成員の情報把握は終了とします。ただし、学生・教職員が同時期に同活動単位内で、従来の目安である5名以上の罹患者が集団で発生し、教育・研究・大学運営活動に影響が大きいと考えられる事案が発生した場合は、こちらの専用フォームより状況を報告してください。
(4)飲食を伴う懇親会等について
イベント開催時の新型コロナウイルス感染症予防ガイドライン(2022 年5月19 日新型コロナウイルス対策タスクフォース決定)は、活動制限指針レベルが「S」の期間は適用しないものとします。飲食を伴う懇親会等の開催については制限を設けませんが、飲食の場面では感染リスクが高まることを十分に認識してください。また、いつもと体調が異なる時は参加を控えさせるようにしてください。
(5)その他これまで理学系研究科・理学部では独自の対応マニュアルを作成してきましたが、令和5年5月8日以降の更新はおこなわないこととしました。東京大学における対応方針のもとご対応いただき、お困りの際は下記お問い合わせ先へご相談ください。
[学 生]→学務課教務担当03-5841-4008(内線:24008)kyoumu.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
[教職員]→総務課総務担当 03-5841-4570(内線:24570)shomu.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
※土日祝日は、電話ではなくメールにてご連絡ください。
また、理学系新型コロナウイルス対策タスクフォースは、感染症法上の位置づけの変更後においても、感染状況の変化や新たな変異株の発生等に迅速かつ的確に対応するために、当面の間、継続することといたします。