DATE2024.04.19 #受賞・表彰
ロバート・E・キャンベル教授が米国科学振興協会（AAAS）フェローに選出
ロバート・E・キャンベル教授
化学科のロバート・E・キャンベル教授が、米国科学振興協会（American Association for the Advancement of Science;AAAS）のフェローに選出されました。
1848年に設立されたAAASは、人類のために科学、工学、イノベーションを世界的に発展させることを目的とした長い歴史をもつ学際的な組織で、科学雑誌「Science」の出版元でもあります。1874年に始まったAAASフェロー・プログラムは、科学研究、教育、社会へのコミニュケーションなどにおいて、分野を超えて卓越した業績を有する方々で構成されています。過去のAAASフェローには、発明家トーマス・エジソン（1878年）、化学者で科学史家の玉虫文一（1966年）など、ノーベル賞受賞者や世界中の著名な科学者が名を連ねています。
キャンベル教授がAAASフェローに選出された理由は、「生物学的分子イメージング分野への卓越した貢献、特に神経活動と細胞シグナリングのための赤色および近赤外蛍光遺伝子コード化バイオセンサーの開発」です。
キャンベル教授のご選出にお祝い申し上げるとともに、さらなるご活躍を期待しています。またこれを契機に、今後も世界中の科学の発展に大きく貢献し続けることを信じています。
（文責：化学専攻 専攻長 山田 鉄兵）