第34回理学部公開講演会の開催

飯野 雄一(副研究科長/生物科学専攻 教授)

 

理学部・理学系研究科では年に一度,広く一般向けに理学の面白さを伝える公開講演会を開催している。このたび2022年3月22(火)日の午後に第34回の公開講演会を開催し,小柴ホールより理学部YouTubeチャネルで配信した。


日比谷紀之教授

まず日比谷紀之教授(地球惑星科学専攻)より,「月が導く深海の流れ~地球を巡る深層海洋循環の謎への挑戦~」として,千年スケールで深海をめぐる地球規模の流れである深層循環について,そのできかたや計測について壮大なお話をいただいた。


梅田秀之准教授

次に梅田秀之准教授(天文学科)より,「ベテルギウス 〜オリオン座の赤色超巨星の寿命,運命〜」として,はや超新星爆発かと騒がれたオリオン座のベテルギウスを題材に,星の進化とその結末,その変化の観測や予測についてご講演をいただいた。


福里司助教

最後に福里司助教(情報科学科)より「魅力的なアニメ作品を作るためのデジタル技術」として,アニメなどの画像を作るためのデジタル技術の開発と最新技術の現状についてビジュアルに分かりやすいお話をいただいた。

最近の本学部の講演会のスタイルを踏襲し,Webシステムslidoを利用してオンタイムの質問を受け付け,講演者の研究室の大学院生が質問を仲介する形式で双方向性の対話ができる講演会とした。

当日のYouTubeチャネルによる最高視聴者数は約200名であった。アンケート結果によると,参加者の年齢層が幅広かったことが特徴で, 60代がもっとも多く,10代にもピークがみられた。今回の講演会の副題を「海の営み,星の営み,人の営み理学が駆け抜ける」としたが,視聴者は理学部の広い分野をカバーした本講演会を通してさまざまなスケールの世界に思いを馳せることができたものと思われる。

本講演会は理学部広報委員会の監修のもと,開催の準備,収録,配信を広報室と情報システムチームが協力して行なった。講演会を視聴いただいた皆様と,さまざまご助力いただいた皆様に深く感謝したい。

 

理学部ニュース2022年5月号掲載

 

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