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理学部ニュース

好きなことを思い切りとことんまでやる。

三浦 徹(生物科学専攻/臨海実験所 教授) 

1994 年東京大学理学部生物学科卒業,1999 年同大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了。博士(理学)。同年学術振興会特別研究員。東京大学大学院総合文化研究科助手,北海道大学大学院地球環境科学研究院などを経て2017年より現職。2016年「表現型可塑性の生物学:生態発生学入門」上梓。2021 年日本動物学会賞受賞。


Q. 子供の頃好きだった教科は?
A. 理科 
幼少期から昆虫に興味を持っていたので。 

Q. 中高生の頃どんなことに興味を持っていましたか?
A. 剣道 
小4のときに始めた剣道を中高と部活でやっていました。 

Q. 学生さんにおすすめする本や教科書は?
A. フィンチの嘴(くちばし)
ダイナミックに起こる生物進化の有様と,それを研究する研究者の姿を描いた書。生物の進化に興味がある人は,興味深く読むことができる。 

Q. 座右の銘は?
A. Carpe Diem(カルペ・ディエム)
ラテン語で,その日を楽しめ,という意味です。 

Q. 東大理学部のいいところはここ!
A. 自由闊達なところ
ヒトの役に立つとかではなく,真理を追究するというのが理学部の醍醐味。 

Q. 趣味はなんですか?
A. スケートボード
若い頃少しやってましたが,コロナ禍で子どもと一緒に再開して,子ども以上にハマってます。幾つになっても上達するのは,生物の持つ表現型可塑性の賜。 

Q. 自分は運がいいと思う?
A. 思う
楽しいことをやってただけなのに,東京大学の教授になれた。 

Q. インスピレーションの源は?
A. 風呂,シャワー
アツイお湯に入ると脳の血行が良くなり,アイディアも浮かぶと思われる。 

Q. 転生できるとしたら?
A. もう一度自分の人生を愉しみたい
やりたいことがありすぎて,一生という時間では少なすぎるため。 

ー メッセージ ー

やりたいことをとことんまで追究しましょう。それが理学の楽しみです。

 

 

 

理学部ニュース2022年5月号掲載

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