理学部イメージコンテスト2021開催報告

 

オープンキャンパス実行委員長 高前田 伸也
(情報理工学系研究科/情報科学科兼担 准教授)

理学部オープンキャンパスとあわせて,恒例のイメージコンテストを開催したところ,2021年度は12件の応募があった。 応募してくださった皆様,ありがとうございました。2021年度オープンキャンパスはオンライン開催であったため,理学部広報委員会の委員による投票を行った結果,1件の最優秀賞と2件の優秀賞に以下の方々の作品が選ばれた。受賞された皆様,おめでとうございます。

最優秀賞
「海底の宇宙船」
 吉村 太郎
(地球惑星科学専攻 修士課程1年生)
海の底生動物(巻貝)に共生する円石藻を撮影した電界放出型走査電子顕微鏡による反射電子像です。生き物のオアシスが広がる白と黒のミクロな世界――観察者にはまるで遠くの星に降り立ったように感じられました。

最優秀賞には,地球惑星科学専攻修士課程1年生の吉村太郎さんの「海底の宇宙船」が選ばれた。海底の巻貝に共生する円石藻を撮影した反射電子像。生き物のオアシスに広がる白黒のミクロな世界を見ると,まるで遠くの星に降り立ったように感じさせてくれる。優秀賞の一つ目は,生物科学専攻博士課程2年生のドル有生さんの 「Just GO for it」。ミズハコベという水草の葉の表皮を写した顕微鏡写真であり,全開の気孔が2つ隣り合い「GO」という文字に見える。もう一つの優秀賞は,化学専攻博士課程2年生のクー・フィーシン(Hui Hsin Khoo)さんの「Little ions, large visuals 」。レーザー照射によるサンプリング,プラズマによるイオン化、質量分析によるイオン検出の組合せによる新しい分析手法で得られた初めての画像。浮かび上がるイチョウが美しい。

優秀賞
「Just GO for it!」
 ドル 有生
(生物科学専攻 博士課程2 年生)

ミズハコベという水草の葉の表皮を写した顕微鏡写真。全開の気孔が2つ隣り合い,”GO“という文字に見える。無数の気孔を観察する中で偶然発見し,植物に「その調子で行け!」と励まされているように感じた。
 
優秀賞
「Little ions, large visuals」
 Hui Hsin Khoo
(化学専攻 博士課程2 年生)
この画像は,バリンというアミノ酸のイメージング画像です。当研究室で独自に開発した「レーザーアブレーション–有機質量分析計」を用いています。アミノ酸の局在情報の取得は,生理機能の解明や医薬品の安全性向上に貢献できます。

 

これら3つの作品を含めて,応募された作品はいずれも個性的かつ理学の神秘性を感じさせてくれるものであった。すべての作品は理学部ウェブサイトにて掲載される予定である。皆様にもこれらの写真の神秘性をお楽しみいただきたい。

 

すべての応募作品は,理学部ホームページよりご覧いただけます。
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/communication/contests/2021_result.html

 

理学部ニュース2021年9月号掲載

 


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