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理学部ニュース

 

理学のタマゴ 

「好奇心には抗えない」

千葉 隆之介(生物科学専攻 修士課程1年生) 
出身地:コネチカット州(米国),東京都
出身高校:筑波大学附属駒場高等学校

出身学部:東京大学理学部 生物学科


Q. 自分の好きな本は
A. 宇宙兄弟(漫画)
人生の選択に迷った時,悩みを抱えてしまう時,寄り添いつつも背中を押してくれる言葉たちがこの漫画にはあります。書ききれないのでぜひ読んでみてください!

Q. 座右の銘は?
A. ものを使える人はたくさんいるけれど,それらを創り出した人は少ない
幼少期に祖母から聞いた言葉です。詳しい言い回しまでは覚えてませんが,誰かが作ったものを使って生きるだけの人生より,何かしらをこの世に作り出す生き方をしたい,と思うように心に留めています。

Q. 理学部に進学しようと思ったきっかけは?
A. 生物における根本的な謎に対する答えを知れると思ったから
幼少期には,よく生き物の図鑑を読んでいました。その中で,生物では多くのことが未解明であることを知り,そういったものを解明したいと思うようになりました。現在は,生物における根本的な謎の一つである「なぜ動物は眠らないと死ぬのか」に対する答えに近づけるように睡眠の研究をしています。

Q. 研究や学問のどこが楽しいですか
A. この世でまだ誰も知らないことを解き明かそうとすること
研究は,人類の知識を少しずつ積み上げる過程であるともいえます。この地道な道のりが今日の科学技術の礎になっていることを考えると,自分もその知識の山に何かを一つでも乗せたい,そんな高揚感を覚えます。

Q. 今と違う研究をするとしたら,どんな研究に興味がありますか?
A. 動植物の生態を調べる研究(おもにフィールドワーク)
小さな頃から動物や植物を観察することが大好きだったので,熱帯雨林などで泊まり込みでの観察研究を好きなだけ行うことに対して,漠然とした憧れがあります。

Q. 趣味はなんですか?
A. クワガタムシのブリード
外国産のクワガタムシをブリードしています。原産地の生息環境に思いを馳せながら,繁殖が難しい種類の飼育に挑戦するのが楽しいです。飼育に使用される菌糸や発酵した木屑の匂いを嗅ぐことも息抜きになります。

Q. 転生できる or タイムスリップできるor 動物に生まれ変わるとしたら? 
A. タイムスリップできる
現生の生物は,共通の祖先から枝分かれしながら進化してきたとされています。過去に戻って,それぞれの時代での生物がどのような姿だったのか,生態系は今とどう異なるのか,この目で確かめてみたいです。

Q. 得意なことはなんですか?
A. 旅先で友人を作ること
一人で海外旅行をするときなどに,相部屋のホステルに泊まったりします。世界各国からたまたま集まった人と友人になり,関係が続いたりするのですが,その偶発性が面白いです。

Q. 朝型ですか?夜型ですか?(活動の時間帯)
A. 夜型
夜の方が静かで,高い集中力を発揮できる感じがしています。

Q. 日々の生活で,ルーティーンや楽しいことはありますか?
A. クワガタムシの世話,経済情報を見ること
研究室から帰宅後,クワガタムシの確認をして,繁殖に成功していると嬉しい気持ちになります。また,株価などをチェックすると経済動向が反映されていて,日々変遷するのが面白いです。

ーMessage ー

興味の赴くままに,突き進め