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理学部ニュース

東大理学部 高校生のための冬休み講座2023

榎本 和生(広報室長/生物科学専攻 教授)

 



(上)生物化学科 竹内春樹教授
(下)情報科学科 谷中瞳准教授の講演の様子

毎年冬休みの時期に行っている高校生向けの講演会を2023年12月26日(火)と27日(水)に開催した。小柴ホールの現地参加と理学部YouTubeチャンネルによる配信のハイブリッドによる開催であった。

初日は,理学系研究科長・理学部長 大越慎一教授の挨拶に続き,生物化学科 竹内春樹教授による「匂いの世界」,物理学科 永尾翔助教による「強い力が支える世界〜加速器で探る原子核〜」,化学科 中室貴幸特任准教授による「ナノワールドの探求:電子顕微鏡が映す分子の世界」の講演を行なった。2日目は,天文学科 相川祐理教授による「星と惑星系の誕生」,地球惑星環境学科 佐久間杏樹助教による「地層から地球の過去の表層環境を読み解く」,情報科学科 谷中瞳准教授による「人工知能は人のように言葉を理解できるのか」,の計6講演を行った。

今回の講演内容は幅広く,参加者のアンケート結果からも,広く深い「理学」の魅力の一端を高校生に十分に伝えることができたようである。学生の補助でSlidoを利用した質疑応答の時間には,さまざまな観点からの質問が寄せられ,講演を楽しんでもらえたことが伺えた。撮影配信と進行は広報室と情報システムチームが協力して行なった。視聴いただいた皆様と,さまざまご助力いただいた皆様に深く感謝したい。

 

理学部ニュース2024年1月号掲載

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