駒場1年生向け理学部ガイダンス報告
松尾 泰（教務委員長／物理学専攻 教授）
上：大越研究科長の冒頭挨拶
下：学生によるパネルディスカッション
2023年12月1日（金）18：45〜21：00に駒場1年生向け進学ガイダンス「理学部ガイダンス〜なぜ私は理学を選んだか〜」を開催した。コロナ禍以来，オンライン形式，またはハイブリッド形式で行われてきたが，今回は4年ぶりに完全対面方式に戻ることができた。
冒頭で大越慎一理学部長から挨拶をいただいた。理学部で一つのテーマをとことん極めることにより，より広い分野に対してもユニークな観点を持つ人材に育つことができるというお話があった。次に，筆者から理学部の教育の特色，国際化への取り組み，学生支援，進学・就職状況などについて説明した。その後，各学科を代表する10名の学部生・大学院生がそれぞれ3分間で学科の魅力や特色を紹介した。年々，学生の発表が上手になっていくのが感じられた。パネルディスカッションでは，進学選択でどのような選択肢の中から進学先を選んだのか，また最終的になぜ現在の進学先を選んだかについてさまざまな意見が述べられていた。
後半は学科ごとに分かれ，教員や学生との懇談会を行った。どの学科も会場が閉まる21時まで多くの学生が残って話を続けており，対面開催の良さが改めて感じられた。今年の参加人数は275名であった。
オンライン形式で行われた一昨年と同程度，ハイブリッド形式で行われた昨年から比べると対面参加者は増加した。本ガイダンスをきっかけに，多くの学生が理学部を志望してくれることを願っている。