DATE2022.02.24 #お知らせ

USB メモリの紛失について

本研究科の教員が使用していたUSBメモリ1個を紛失したことが判明しましたので、ご報告いたします。このような事態が発生し関係の皆様には多大なご迷惑をおかけすることになりましたことを、深くお詫び申し上げます。

1.　令和 4 年 1 月18日（火）に、本研究科の教員から、個人情報の入っているUSBメモリを紛失したとの報告があった。同教員からの報告では、最後にUSBメモリを確認したのは令和 3 年12月16日（木）であり、その後職場の居室にて保管していたつもりであったが、令和 4 年 1 月17日（月）に紛失に気付いた。以後捜索を行っているが、発見に至っていない。

2. 紛失したUSBメモリには、以下の個人情報と本学部学士入学試験に関するデータが入っていたことが確認された。なお、本USBメモリはパスワードがかけられるタイプではなかった。

「個人情報に関するもの」

・令和3年度学士入学試験の答案のスクリーンショット（2名分）

・令和3年度学士入学試験のオンライン試験の録画（顔と氏名を含む）（2名分）

「入試に関するもの」

・令和4年度学士入学試験問題の草稿

・学士入学試験の過去問題

3.　現時点では、本 USB メモリの紛失による当該個人情報の不正使用や第3者への被害などの事実については、確認されていない。

4．本 USB メモリに納められたデータと同じ令和 4 年度学士入学試験問題の草稿についてはこれを破棄した。なお、令和4年度学士入学試験は出願者がいなかったため実施しなかった。

5．個人情報が漏洩する可能性のある受験者２名に対しては、令和 4 年 2 月 4 日に状況の説明と謝罪を文書により行った。

6．理学系研究科・理学部では、再発を防止するために、研究科内に以下の内容を再度周知し注意喚起を行った。

・USB メモリ等にデータを記憶する際には、パスワード等のセキュリティ機能があるものを使用すること。

・個人情報の入ったファイル自体に、パスワードを設定すること。

・ USBメモリ等は、施錠可能な引出し等に保管すること。

本学において、このような事態が起こったことにより、関係者の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけして深くお詫び申し上げます。

再びこのような事態が起こらぬよう、本学教職員に対して、個人情報等の適切な取り扱いについて周知徹底するなど、必要な対策を講じて、再発防止に取り組む所存であります。

東京大学理学部長星野真弘
東京大学理学部物理学科長　常行真司