2021/11/24

すばる望遠鏡×異常検知AIが捉えたへんてこな銀河たち

 

国立天文台

東京大学大学院理学系研究科

概要

東京大学と国立天文台を中心とした研究チームは、産業的利用から医療診断まで幅広い分野で実用化が進む「異常検知AI」を用いて、すばる望遠鏡で得た大量の銀河画像の中から特異な性質を持った希少銀河を検出することに成功しました。

本手法の活用により、銀河形成・進化の謎を解き明かす鍵となる、より希少な天体や未知の種類の天体を、膨大な観測データの中から検出できるようになると期待されます。

本研究は未来の天文学者を育成することを目的に国立天文台・総合研究大学院大学が例年開催している「サマーステューデントプログラム」に参加した、東京大学天文学科3年生の田中匠氏が筆頭となって行いました。

図1:本研究のイメージ図。大量の銀河画像から、異常検知AIを用いて、極端な色や形状を示す特異銀河を検出することに成功しました。(クレジット:田中匠/東京大学)

 

本研究成果は、Takumi S. Tanaka et al. “Where's Swimmy?: Mining unique color features buried in galaxies by deep anomaly detection using Subaru Hyper Suprime-Cam data”として2021年11月24日付の『日本天文学会欧文研究報告 (PASJ)』に掲載されました 。

なお、本研究には東京大学天文学科3年生の田中匠のほか、天文学専攻の柏川伸成教授、嶋作一大准教授が参加しています。

 

詳細については、 国立天文台 すばる望遠鏡 のホームページをご覧ください。

 

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―

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