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受賞・表彰

DATE2026.09.28 #受賞・表彰

エクサスケール・スーパーコンピュータとAIを駆使した天の川銀河シミュレーションが2026年ゴードン・ベル賞最終候補に選出

東京大学(大学院理学系研究科天文学専攻)の藤井 通子 教授、平島 敬也 客員研究員(理化学研究所 数理創造研究センター)が率い、森脇 可奈 助教、原田 直人 特任研究員が参画する国際共同研究チームによる天の川銀河(注1)シミュレーション研究が、2026年ACMゴードン・ベル賞の最終候補に選出されました。

研究チームは、天の川銀河モデルについて、最大5兆粒子を用い世界最高分解能の数値シミュレーションを行い、構成の異なる3つのエクサスケール・スーパーコンピュータ(注2)で、高い実行性能を達成しました。また、既存の手法にAIによるサロゲートモデル(注3)を組み合わせた新しい手法による計算の高速化も行いました。

ACMゴードン・ベル賞は、ハイパフォーマンスコンピューティング分野において、科学的に意義のある計算を高効率で行った成果に対し授与され、この分野で最も権威のある賞の一つです。2026年の受賞結果は、11月15日から20日、米国イリノイ州シカゴで開催される国際会議SC26(International Conference for High-Performance Computing, Networking, Storage, and Analysis)で発表されます。

天の川銀河シミュレーションを可視化したもの
 (クレジット: 平島敬也)

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プロジェクトWebサイト

用語解説

注1 天の川銀河
我々の住む太陽系のある銀河。銀河とは、多数の恒星や星間ガスがダークマターの中に集まり、互いの重力によって束縛されている天体である。

注2 エクサスケール・スーパーコンピュータ
1秒間に1エクサ(10の18乗)回の浮動小数点演算を行うことができる性能を持つスーパーコンピュータ。

注3 サロゲートモデル(代理モデル)
機械学習などを用い、実験や数値シミュレーションの代わりに近似的な結果を与えるモデル。

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