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受賞・表彰

DATE2026.04.03 #受賞・表彰

東山哲也教授が第20回「みどりの学術賞」を受賞


東山哲也 教授

内閣府の第20回「みどりの学術賞」に、本研究科生物科学専攻の東山哲也教授が選出されました。授賞式は2026年4月24日に行われます。

本賞は、国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等に係る研究、技術の開発その他「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に対し、内閣総理大臣より授与される賞です。

東山教授は、植物科学、特に植物の受精における花粉管誘導の分子メカニズムの解明において、顕著な業績を挙げてこられました。特筆すべきは、数十年にわたって遅滞していた花粉管誘導について、トレニアという植物材料の利点を活かして、顕微鏡下でその過程を「見える」ようにする努力から研究を始められたことです。その成果として、従来の理解を完全に塗り替え、花粉管誘導の仕組みの解明に鮮やかなブレイクスルーをもたらしました。その研究過程で得られた魅力的な動画は、植物科学の国際会議で長年にわたり紹介され続けてきました。本賞は国民に対する還元も貢献面として重視する賞であり、東山教授の発見が、数多くの科学番組や高校生物の教科書に広く紹介されてきたことも、高く評価されました。

近年は、トレニアからシロイヌナズナへ、さらにその応用発展として重複受精をしないネジバナや、精子で受精するソテツなどへも研究を展開されています。東山教授の、ますますのご研究の発展を祈念し、また楽しみにしております。

みどりの学術賞

(文責:生物科学専攻 教授 塚谷裕一)