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受賞・表彰

DATE2025.12.22 #受賞・表彰

大谷美沙都教授が「保井コノ賞」を受賞


大谷美沙都 教授

お茶の水女子大学賞である第10回保井コノ賞に、本研究科生物科学専攻の大谷美沙都教授が選出されました。授賞式は2026年2月17日にお茶の水女子大学で行われます。

本賞は、お茶の水女子大学及びその前身校において数多くの女子学生を育てた保井コノ氏の遺志が若い世代に受け継がれることを願い、生命科学とその関連領域科学の諸分野において顕著な業績を挙げた女性を顕彰することを目的として創設されました(お茶の水女子大学HPより)。

大谷教授は、植物科学、特に植物細胞の全能性発現におけるRNAプロセシングの役割と、木質細胞・通水細胞の分化制御の分子機構の解明において顕著な業績を挙げてこられました。一連の研究を通じて、RNA代謝ダイナミクスそのものが本質的な役割をもつことや、通水細胞分化のシステムが植物の陸上進出に際して獲得された分子機構であることなど、多くの新たな概念を提唱してきました。

保井コノ氏は、1927年に日本の大学において初めて博士号(理学博士)を取得した女性研究者として有名です。この学位を取得した機関が、大谷教授が所属します生物科学専攻の前身である植物学教室です。NHKの連続テレビ小説「らんまん」でも注目されました。保井コノ氏が研究活動を行っていた時期からおよそ100年の時を経て、同じ流れをくむ遺伝学研究室に大谷教授は着任されました。大谷教授がバトンをつなぎ、益々ご活躍されることを祈念いたします。

保井コノ賞

(文責:生物科学専攻 教授 東山哲也)