DATE2024.04.04 #お知らせ
NASAアルテミス計画が月資源探査に関連した提案機器を採択
―宇宙飛行士が月面に持参―
東京大学大学院工学系研究科
学習院大学
岡山理科大学
東北大学
発表概要
東京大学大学院工学系研究科の宮本英昭教授(兼:同大学大学院理学系研究科)、小林真輝人特任研究員、姫野武洋教授らを中心として、学習院大学の渡邉匡人教授、岡山理科大学の新原隆史准教授、東北大学の熊本篤志准教授、アデレード大学アンディトーマス宇宙資源研究所のJohn Culton所長、アリゾナ大学月惑星研究所のErik Asphaug教授、JAXAの臼井寛裕教授、西堀俊幸研究領域主幹らと協同で開発を進めている月面誘電率計測器(LDA)が、NASAアルテミス計画のAstronaut Deployment Instrument(宇宙飛行士持参の観測装置)に採択されました。この機器は月面で誘電率を直接測定する初めての試みになります。誘電率の計測は月の浅部地下の状況を推定するのに役立ち、期待されている月の氷など月資源の探査へつながります。
図:宇宙飛行士が科学装置を月面に設置している想像図(Credits: NASA)
詳しくは、東京大学大学院工学系研究科 のホームページをご覧ください。