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DATE2024.01.10 #イベント

第36回 東京大学理学部 公開講演会
理学が拓く世界

東京大学大学院理学系研究科・理学部では、自然界における未解明な謎に心を惹かれた研究者が、その答えを追い求めて日夜研究に励んでいます。そこから生み出された発見や科学技術は、学術的貢献は勿論のこと、先端分野の礎にも繋がり、そして私たちの暮らしに役立つ技術へとつながることもあるでしょう。
今回の講演会のキーワードは、「機械学習」「半導体の性質」「銀河」です。理学が私たちの世界をどのように拓いていくのか、情報科学、物理学、天文学のそれぞれの分野から、みなさんの近未来を思い描いてお楽しみください。

開催日時とプログラム

日時:2024年3月8日(金)14:00-17:00(開場 13:30)

プログラム:
14:00-14:05 ご挨拶 理学系研究科長・理学部長 大越 慎一
14:05-14:45 講演1「機械学習の性能はどこまで良くなる?」
       情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 講師 石田 隆
14:45-14:55 講演1の質疑応答
14:55-15:05 -休憩-
15:05-15:45 講演2「電気を通すか、通さないか、それが問題だ」
       理学系研究科物理学専攻 助教 秋山 了太
15:45-15:55 講演2の質疑応答
15:55-16:05 -休憩-
16:05-16:45 講演3「銀河の世界」
       理学系研究科天文学専攻 准教授 嶋作 一大
16:45-16:55 講演3 の質疑応答
17:00    終了

講師および講演内容の紹介

石田隆講師

講演1「機械学習の性能はどこまで良くなる?」
情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 講師 石田 隆

【経歴】
2021年東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻博士課程修了・博士(科学)。2021年より東京大学大学院講師、2023年より理化学研究所革新知能統合研究センター研究員。
【講演内容】
機械学習技術は今や、私たちの日常生活から産業界、科学研究に至るまで、あらゆる分野に影響を与え、想像を超える成果を生み出しつつあります。しかし、機械学習の性能の限界はどこにあるのでしょうか?教師あり学習と呼ばれる枠組みにおいては、「ベイズ誤差」という概念によりこの問いに答えることができます。ベイズ誤差は、分類問題において理論的に達成可能な最小の誤差であり、機械学習モデルの性能評価に不可欠な指標です。本講演では、私たちの最新研究に基づき、ベイズ誤差を推定する手法とその活用例を紹介します。講演の後半では、機械学習の分野が今後どのように、そしてどこまで発展していくか、その可能性についても展望します。


秋山了太 助教

講演2 「電気を通すか、通さないか、それが問題だ」
理学系研究科物理学専攻 助教 秋山 了太

【経歴】
2012年東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻博士課程修了、同年に筑波大学大学院数理物質系物質工学域助教に着任。2014年より現職。博士(工学)。
【講演内容】
金属は当たり前のように電気を通します。でも木やプラスチックは電気を通しません。では物質がどういう状態なら電気を通すのでしょうか?そして、これらに当てはまらない、電気を「ときどき通す」という半導体とは何なのでしょうか。20世紀に世界に革命を引き起こした奇跡の石、半導体は今や物質の裾野が広大に広がり、原子一層の薄さのグラフェンの出現で、電子が2次元に閉じ込められつつ高速に移動したり、更には物質表面だけが導体となるトポロジカル絶縁体の登場など、実に様々な地殻変動が生じています。これら広い意味の半導体に焦点をあわせ、不思議な物質の性質から、それが社会でどのように活用されていくのかについても、研究の最前線をご紹介しつつお話します。


嶋作一大准教授

講演3 「銀河の世界」
理学系研究科天文学専攻 准教授 嶋作 一大

【経歴】
東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程中途退学。同助教を経て2006年より現職。1994年プリンストン大学研究員。博士(理学)。 
【講演内容】
この講演ではみなさんを銀河の世界に招待します。銀河とはどんな天体? 銀河が進化するってどういうこと? 銀河の進化に超巨大ブラックホールが関わっているって本当? 銀河と私たちの間の隠されたつながりとは? こうした内容を最新の観測結果も交えながらお話しします。銀河について予備知識がなくても大丈夫です。

参加費

無料

申込方法(現地参加のみ事前申込制)

会場でのご参加は事前申込制による先着順(定員150名)といたします。こちらよりお申し込みください。

注意事項
  1. 会場受付では、お申し込みを受け付けた際に自動送信するメールを確認いたします。確認ができない場合は入場をお断りしますので、ご了承ください。
  2. 各講演では、講師による講義の後に質疑応答の時間を設けます。質問は基本的にSlidoで受け付けますので、会場へお越しの皆さまも当日は端末をご用意ください。講演画面またはYouTube概要欄でお知らせするアクセスコードをSlidoのウェブサイトに入力してご質問ください。なお、アクセスコードは講演ごとに異なりますのでご注意ください。

場所

東京大学本郷キャンパス 理学部1号館小柴ホール アクセスマップ

ライブ配信

理学系研究科・理学部YouTubeチャンネルより、事前申し込み不要でどなたでもご視聴いただけます。なお、オンデマンド配信により3月10日(日)23時59分まで、今回の講演をご視聴いただけます。

その他

■参加者向け資料(PDF)は前日までに本ページ内に掲載いたします。
会場での資料配布は行いませんので、現地参加の方もこちらからダウンロードをしてご覧ください。
■東京大学理学部では「バリアフリー支援」を行っております。障害等のため、設備、情報保障等の配慮が必要な場合はお申込時にご連絡ください。

主催

東京大学大学院理学系研究科・理学部

お問合せ

東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室
TEL:03-5841-7585
email:kouhou.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp