国際先導研究「フェムト量子多体系で探る物質の起源 ~量子時代に輝く人材育成~」博士研究員公募
- 1.公募の趣旨
- 科学研究費助成事業・国際共同研究加速基金(国際先導研究)「フェムト量子多体系で探る物質の起源~量子時代に輝く人材育成~」では、フェムトメートルスケールに現れるクォーク、バリオン、グルーオンの量子多体系を、国際共同実験および理論研究を通じて横断的に研究し、「フェムト量子多体系物理学」の創成を目指しています。
- 本研究を推進するとともに、国際的な研究環境の中で次世代の研究を担う若手研究者を育成するため、複数の参加大学において博士研究員を募集します。
- 2.募集職種および人数
- 博士研究員 若干名
- 採用予定大学、募集人数、所属部局、受入研究者および主な研究内容については、別表を参照してください。なお、各大学における正式な職名は、それぞれの大学の規則により異なる場合があります。
- 3.職務内容
- 本研究課題に関連する実験的または理論的研究を行うとともに、国際共同研究、若手研究者育成活動等に参加していただきます。採用大学ごとの具体的な研究内容は別表に示します。
- 4.応募資格
- 着任時までに博士の学位を取得している者、または取得見込みの者。本研究課題を積極的に推進し、国内外の研究者との共同研究に意欲を有すること。
- 5.着任時期
- 2027年1月1日以降のできるだけ早い時期(各採用大学と相談の上で決定)
- 6.雇用期間
- 採用日から当該年度末までの単年度契約とします。以後、勤務成績、業務の必要性、予算の状況その他各採用大学が定める基準に基づき、年度ごとに契約を更新する場合があります。ただし、契約の更新は保証されるものではなく、雇用期間は最長で2029年3月31日までとします。
- 7.採用および雇用条件
- 本公募は複数大学による合同公募ですが、採用手続および雇用契約は、採用先となる各大学がそれぞれ行います。給与、勤務時間、休日、社会保険その他の雇用条件は、各採用大学の規則によります。詳細は別表および各大学の公募案内を参照してください。
- 8.応募書類
- (1)履歴書
- (2)研究業績リスト
- (3)これまでの研究概要
- (4)着任後の研究計画および本研究課題への抱負
- (5)希望する採用大学または研究テーマ(複数を希望する場合は順位を記すこと)
- (6)推薦書または参考意見書(1通以上)
- (7)その他、各大学が必要とする書類
- これらの書類((6)を除く)を1つのPDFファイルにして subjectを「フェムト量子PD応募」として femtoq-pd2026@qnsi.s.u-tokyo.ac.jp にメールしてください。
- 3営業日以内に受信の返事がない場合はお問合せください。
- 推薦書、意見書に関してはsubjectを「XXX氏に関する意見書」として、推薦書・意見書執筆者が femtoq-pd2026@qnsi.s.u-tokyo.ac.jp に直接メールしてください。
- 9.応募締切
- 2026年11月16日(月)必着
- 10.選考方法
- 書類選考の後、必要に応じて面接を行います。面接はオンラインで実施する場合があります。選考結果を踏まえ、採用予定大学が所定の手続に従って採用を決定します。
- 11.問い合わせ先
- 公募全般に関する問い合わせ:
- 東京大学 クォーク・核物理研究機構
- 電子メール: femtoq-pd2026@qnsi.s.u-tokyo.ac.jp
- 各研究テーマおよび各大学の雇用条件に関する問い合わせは別表、個別情報をご覧ください。
別表 研究テーマ、採用大学および担当研究者
応募者は、下表の研究テーマから一つを選択し(複数に応募する場合は順位を記すこと)、応募書類に「応募区分コード」および採用希望大学を明記してください。採用手続および雇用契約は、各採用大学がそれぞれ行います。
| 応募区分 | 採用大学 | 担当研究者 | 研究領域 | 研究テーマ・主な研究内容 | 主な研究拠点 |
|---|---|---|---|---|---|
| Tokyo-SNN | 東京大学 | 中村 | バリオン多体系 | 米国JLabの高強度・高品質電子ビームを用いたラムダハイパー核の高分解能反応分光研究を推進する。実験装置の開発・整備、実験準備および遂行、データ解析、物理成果の取りまとめ等を行う。 | 東京大学、米国JLab |
| Tokyo-TG | 東京大学 | 郡司 | クォーク多体系・グルーオン多体系 | EICにおける物理研究と先端実験技術開発を推進する。先端検出器・エレクトロニクス、ストリーミング型データ収集・処理、AIを活用した自律的な実験運用技術等の研究開発を行う。 | 東京大学、CERN、米国BNL、米国JLab |
| Tsukuba-TC | 筑波大学 | 中條 | クォーク多体系・グルーオン多体系 | CERN研究所を研究拠点としてALICE実験に従事し、ALICE FoCalプロジェクト並びにALICE実験における物理データ解析を推進する。 | 筑波大学、CERN、米国BNL |
| Hiroshima-KS | 広島大学 | 志垣 | クォーク多体系・グルーオン多体系 | LHC-ALICE実験における物理データ解析および検出器技術開発、またはEIC-ePIC実験に向けたAC-LGAD技術を用いる測定器開発研究を推進する。 | 広島大学、CERN、米国BNL |
| Tokyo-KF | 東京大学 | 福嶋 | QCD理論 | QCDの理論研究に従事する。ハドロン構造、パートン分布、量子計算を用いた有限密度・実時間ダイナミクスなどについて、JLabやBNL、LBNLなどの研究者と連携して研究を推進する。 | 東京大学、京都大学、米国BNL、米国 LBNL |
| Kyoto-YH | 京都大学 | 日高 | QCD理論 | QCDの理論研究に従事する。ハドロン構造、パートン分布、量子計算を用いた有限密度・実時間ダイナミクスなどについて、JLabやBNL、LBNLなどの研究者と連携して研究を推進する。 | 京都大学、東京大学、米国BNL |
応募区分 Tokyo-TG
東京大学大学院理学系研究科 特任研究員(特定有期雇用教職員)公募要領
- 1.職名・採用人数
- 特任研究員 若干名
- 2.勤務形態
- 常勤(特定有期雇用教職員)
- 3.所属・就業場所
- 所属:東京大学大学院理学系研究科附属クォーク・核物理研究機構
- 就業場所:
- ・東京大学本郷キャンパス(東京都文京区本郷7-3-1)
- (変更の範囲)原則同一部局内
- 4.業務内容
- 業務内容
- 科学研究費助成事業・国際共同研究加速基金(国際先導研究)「フェムト量子多体系で探る物質の起源~量子時代に輝く人材育成~」に参画し、電子・イオン衝突型加速器(EIC)に関連する物理実験研究を推進するとともに、EICを起点としてクォーク・核子から原子核に至る階層をつなぐマルチスケールな量子科学の研究を展開する。
- また、MAPS・LGAD・3DIC等の先端半導体検出器・エレクトロニクス、ストリーミング型データ収集・リアルタイムデータ処理基盤、AIを活用した自律的な実験運用技術等の先端的な実験技術開発を、国内外の共同研究者と協力して推進する。
- また、本研究課題が実施する分野横断的な共同研究、研究会および若手研究者育成活動等に参加する。具体的な研究内容は、採用者の専門性および経験を踏まえて相談の上で決定する。
- (変更の範囲)配置換、兼務および出向を命じることがあります。
- 5.応募資格
- 以下の要件を満たす者とします。
- 1)着任時までに博士の学位を取得していること。
- 2)高エネルギー原子核物理学、関連する原子核・ハドロン物理学または関連する実験研究に参加する意思と興味を有すること。
- 3)国内外の研究者と協力して国際共同研究を遂行する意欲を有すること。
- 4)研究遂行上必要な期間、米国JLab研究所、米国BNL研究所、米国LBNL研究所、CERN研究所等の海外機関に滞在して研究を行うことができること。
- 6.着任時期および任期
- 契約期間:2027年1月1日以降のできるだけ早い時期から2027年3月31日、契約を更新する場合がありえます。
- 雇用契約は年度ごとに行います。契約の更新は、予算の状況、従事している業務の進捗状況、勤務成績、勤務態度、健康状況等を考慮の上で判断します。ただし、更新は保証されるものではなく、更新回数は2回、雇用期間は最長で2029年3月31日までとします。
- 試用期間あり(採用された日から14日間)
- 7.給与
- 年俸制を適用し、業績・成果手当を含め月額30万円~40万円程度(資格、能力、経験等に応じて決定する)、通勤手当(支給要件を満たした場合、月額55,000円まで)。海外拠点を勤務地とする期間の取扱いについては、個別に相談の上で決定します。
- 8.就業時間
- 専門業務型裁量労働制により、1日7時間45分、週38時間45分勤務したものとみなされます。
- 9.休日・休暇
- 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
- 年次有給休暇、特別休暇等
- 10.加入保険
- 法令の定めるところにより、文部科学省共済組合、雇用保険および労災保険に加入します。
- 11.提出書類
- 合同公募において指定する応募書類を参照。また、履歴書に関しては東京大学統一履歴書フォーマット https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/jobs/r01.html を使ってください。
- 12.提出方法
- 合同公募要領に記載された方法により提出してください。
- 13.応募締切
- 2026年11月16日(月)必着
- 14.選考方法
- 合同公募における書類選考を行った後、必要に応じて対面またはオンラインによる面接を実施します。合同選考の結果を踏まえ、東京大学が所定の手続に従って採用候補者を決定します。面接の詳細は、対象者に別途連絡します。
- 15.照会先
- 〒113-0033
- 東京都文京区本郷7-3-1
- 東京大学大学院理学系研究科附属クォーク・核物理研究機構
- 郡司 卓
- 電子メール: gunji@qnsi.s.u-tokyo.ac.jp
- 16.募集者名称
- 国立大学法人東京大学
- 17.受動喫煙防止措置の状況
- 敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)
- 18.その他
-
- 応募の秘密は厳守し、応募書類は採用選考の目的以外には使用しません。応募書類は原則として返却しません。
- 採用時点で、外国法人、外国政府等と個人として契約している場合や、外国政府等から金銭その他の重大な利益を得ている場合、外国為替及び外国貿易法の定めにより、一定の技術の共有が制限され、結果として本学教職員としての職務の達成が困難となる可能性があります。このような場合、当該契約・利益については、職務に必要な技術の共有に支障のない範囲に留める必要があります。
- 東京大学は男女共同参画を推進しており、女性の積極的な応募を歓迎します。

