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上村 想太郞

上村 想太郞教授
UEMURA Sotaro
理学系研究科 生物科学専攻 生物化学科 生物学科
メールアドレス uemura@bs.s.u-tokyo.ac.jp
電話番号 03-5841-4396 | 24396(内線)
居室 理学部3号館1階116号室
外部リンク

研究分野

生物物理学、分子生物学

研究テーマ

ZMW法を用いた1分子計測、タンパク質翻訳機能解明 非増幅1細胞シークエンサー開発、遺伝子発現制御機構解明

研究内容の概要

あらゆる生命現象は極めて複雑で緻密な仕組みによって成り立っています。それは組織、細胞そして分子のあらゆる階層レベルで当てはまります。現在まで世界 中の生命科学研究者が切磋琢磨してその一端を解明してきましたが、我々は一体どの程度その仕組みを理解できているのでしょうか?研究が進めば進むほど仕組 みが理解できたと言えるゴールが遠のくようにも思いますが、研究が大きく前進しパラダイムシフトが起きる時というのはいつも新しい革新的技術を計測対象と なる生命現象にうまく適用させた時ではないでしょうか。たとえばX線結晶解析技術をDNAに適用させたことによって2重らせん構造が発見された例や塩基配 列解読技術をゲノム全体に適用させたことによってヒトゲノムの全配列が解読された例は生命科学史の大きな前進となりました。我々の研究室はこの基本的原点 に立ち返り、革新技術を細胞、分子レベルの階層における様々な生命現象に応用していきます。具体的には次世代1分子シークエンサー技術で用いられている Zero-Mode Waveguides技術や開発中である独自の完全非増幅1細胞シークエンサー技術を用いた新しい計測が中心となります。

キーワード

タンパク質翻訳、RNA編集、1分子計測、1細胞計測、シークエンサー、蛍光、顕微鏡、ナノ計測