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活動報告

活動報告(2019年度)


2019年9月8日~9月30日(於 株式会社大島造船所)
2019年10月4日~10月20日(於 海上技術安全研究所)
2019年10月6日~12月27日(於 本学大学院海洋技術環境学専攻海洋空間計画研究室)
日伯海洋開発教育プログラムのインターンシップにブラジルの学生が参加しました!

9月、ペルナンブコ連邦大学の修士学生が、長崎にある株式会社大島造船でインターンシップをおこないました。学生は、船体の構造設計のプロジェクトに参加して、数値解析法を使用しながら作業を進めました。
当初は、職場環境や言葉の壁が心配だったようですが、休日も造船所の方々と過ごす中で、徐々にコミュニケーションを図っていったようです。休憩時間には、積極的に意見交換をおこない、それが心に残ったとのことです。この度の滞在が、将来つきたい仕事について考える良いきっかけとなったとの感想が聞かれました。

大島造船所での学生(前列の右から5人目)
休日のバーベキューの様子

10月、サンパウロ大学、カンピナス大学、リオデジャネロ連邦大学、サンタカタリーナ連邦大学より学生が来日して、国立研究開発法人海上技術安全研究所でのインターンシップに参加しました。また、学生らは、10月15日に開催されたSEELA総括会に出席し、同日に行われた「UTokyo-USP Workshop on Ocean and Energy Engineering」でインターンシップの実施報告をしました。

【学生の感想】

深海工学グループに所属した学生:
インターンシップを通じて、素晴らしい技術と最新のテクノロジーに触れることができた。SEELA総括会のワークショップで、自らの研究についてみんなの前で発表する機会が得られて大変良かった。

試験水槽を用いた実験に参加した学生:
以前より、世界レベルの試験水槽を使ったプロジェクトに関わることや日本の特有な文化にも触れることに興味を持っていた。スーパーバイザーの指導のもと、400m試験水槽を用いた実験をおこなった。また、東京大学の博士課程の学生とパートナーを組んで、会議を重ね解析を行い、実験のトピックや情報についての発表をした。プログラムのすべての内容に非常に満足した。

深海海盆のグループに所属した学生:
チームの仲間から必要なサポートをうけながら、一緒に実験を進めることができた。機械的性質の検査や深海採鉱の実験・分析をおこなった。滞在の終盤には、SEELA総括会のワークショップで、インターンシップでの活動を発表した。この度の経験を通じて、海洋工学の分野で更に実験をおこなっていくことに興味がでてきた。

海上技術安全研究所でのインターシップの様子
インターンシップ生と担当教員

10月から12月までの約3ヶ月間、サンパウロ大学海洋工学専攻の博士課程の学生が本学大学院海洋技術環境学専攻海洋空間計画研究室で研修を行ないました。自身の博士論文を進めながら、風車用の解析コードの使用法などを習得する一方で、三鷹市にある国立研究開発法人海上技術安全研究所での2週間のインターンシップ、福島洋上風力コンソーシアムの訪問、日本船舶海洋工学会への出席など活発な研究活動を実施しました。また、本学研究室では、修士課程の学生の指導にも携わりました。
学生からは、訪問先で目にした技術は、想像していたものよりずっと素晴らしいものであったとの感想が聞かれました。

学会でのポスター発表
海上実習の様子


2019年10月15日
SEELAシンポジウム2019総括会を開催しました。

本事業は、今年度が最終年度となります。
その締めくくりの会として、SEELAシンポジウム2019総括会を本学理学系研究科にて開催いたしました。

小柴ホールでの全体セッションでは、チリ共和国大使館Catalina Barcelo Zegpi一等書記官、ブラジル連邦共和国大使館教育協力部Leandro Diaz Napolitano 部長、白波瀬佐和子本学理事・副学長がご挨拶を述べられ、武田洋幸本学理学系研究科長より本事業のこれまでの交流内容や成果などが紹介されました。

つづいて、Kazuo Nishimoto教授、Marcos Diaz教授、梶田隆章教授よりご講演をしていただきました。 招待講演会には、様々な分野の研究者や学生にご参加いただきました。参加者は普段はあまり聞く機会の少ない自身の研究分野以外のテーマについて、興味深く聴講しており、質疑応答の時間には活発な意見交換が行われました。

招待講演:

白波瀬佐和子 本学理事・副学長
武田洋幸 本学理学系研究科長
Nishimoto教授の講演会での質疑応答の様子
Diaz教授の講演の様子
梶田教授の講演の様子

同日午後には、本学理学系研究科の講義室に場所を変えて、パラレルワークショップを実施しました。素粒子物理、観測的宇宙論、宇宙工学、海洋工学、エネルギー工学の多分野にわたるワークショップでは、チリとブラジルから招聘した研究者や学生が自身の研究について発表をおこない、本学からの参加者も含めて活発な意見交換が行われました。
初めて日本を訪れたチリ大学物理学科学部4年生の学生は、本ワークショップでみんなの前で研究発表を行ない、出席していた研究者がすべての質問に答えてくれたことが大変心に残ったそうです。
また、海洋工学のワークショップに参加したブラジルのカンピナス大学修士課程の学生からも、同時期にインターンシップを行っていた海洋技術安全研究所での経験をみんなの前で話す機会を得ることができ大変良かったとの感想が聞かれました。
パラレルワークショップのプログラムはこちら

夕刻には、レセプションを兼ねた懇談会を開き、大久保 達也本学工学系研究科長がご挨拶を述べられました。ここでは、参加者が分野に関わらず各自の研究や大学について質問をしあうなど、和やかな雰囲気の中で会話もはずんだようです。会の終盤には、ブラジル、チリ、日本のグループに分かれて、各国の代表的な歌を歌いました。最初は照れていた方も、最後は笑顔で歌いきっていました。

本事業の残りもわずかになりましたが、これまで培ってきた学術交流の基盤とつながりを活かしながら、双方向での活発な交流を実施していく予定です。

チリ大の学生(素粒子物理のワークショップ)
エネルギー工学のワークショップの様子
国の代表歌を披露するブラジルチーム(左)とチリチーム(右)



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