地球惑星科学は、地球や惑星とそれを取り巻く流体圏および惑星間空間の現在の姿と変動の理解、太陽系・系外惑星系の形成や誕生から現在までの地球・惑星・生命の進化及び変遷の歴史の解明、大規模複雑系としての地球システムの将来の変動予測を目的とする学問分野である。
本専攻は、我が国におけるこの分野の研究・教育の中核拠点として、応用数理科学、物理学、物質科学、自然史学を基礎とする体系的な教育と個別的な研究指導を通じ、自然現象を総合的に理解し得る能力と、その本質を洞察し独創的な研究を展開し得る能力を涵養し、地球惑星科学に関する広範な知識と高度な専門性を有する人材の養成を行う。
地球にカプセルを届けた「はやぶさ2」が再出発時に撮像した「行ってきます。地球」
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