「東大理学部で考える女子中高生の未来」開催

「東大理学部で考える女子中高生の未来」開催

濱垣 秀樹(原子核科学研究センター 教授)

図1

シロイヌナズナ班の参加者たち

2012年9月30日(日)午後1時から,理学部1号館206号室において「東大理学部で考える女子中高生の未来」が開催され,女子中高生41名(中学生17名,高校生24名),保護者23名(父親2名,母親21名)が参加した。

相原博昭研究科長の挨拶の後,塩見美喜子教授(生物化学専攻)が「小さなRNAによる遺伝子制御のしくみ」のタイトルで基調講演を行なった。引き続き,横山広美准教授(科学コミュニケーション)が「宇宙を知る素粒子,そして科学コミュニケーション」,鎌田直子助教(生物科学専攻)が「植物の"形"を制御する遺伝子を見つける」,所裕子特任助教(化学専攻)が「光をあてることで性質が変わる材料」のタイトルで講演した。各講演はよく練られたもので,たいへん好評であった。質問も程よくあり,NHK取材(10月20日放送の「日本新生」に関連)のせいで質問がないのではという心配は杞憂であった。

休憩の後,横山准教授,鎌田助教,所特任助教を班長とする三つの班に分かれて研究室を見学した。各班には2,3名のTA(おもに大学院生,一部学部学生)が付き添い,研究の紹介,研究生活や進路などについての応答を的確にこなした。鎌田助教が講演で紹介した,突然変異研究の世界標準植物であるシロイヌナズナの班には,相原研究科長も同行した。

会は,佐藤薫男女共同参画委員長の閉会の挨拶で終了したが,台風接近のため,パネルディスカッションがはしょられたのは残念であった。教職員スタッフやTAのみなさんのご協力に感謝したい。