キャリアシンポジウム「博士進学vs就職」開催

長谷川 修司(物理学専攻 教授)

図1

キャリアシンポジウムポスターより

2012年2月16日夕刻,小柴ホールにて理学系教務委員会・広報委員会共催の標記シンポジウムが開催された。パネラーとして,就職が内定している修士2年生と博士3年生,企業で働いた経験のある博士課程在学生,および博士取得後企業で活躍しているOBの4名を招いて,「本音で話す」をキーワードに熱い議論が繰り広げられた。宣伝不足のため参加者が少なかったが,参加者へのアンケートに記された感想を紹介する。「色々な立場の方にお話しいただいて,とても興味深かった。」「本当にリアルな声を聞けて良かった。」「博士に進学した人が一体何を考えて進学したのか,就職についてどのように考えていたのか,その結論に至るまでの考えをいろいろ聞くことができて,とても参考になった。」「理学部は就職が厳しくないということがわかった。」「研究科として前向きに学生の進路について考えているということを何らかの方法でアピールした方がよい。」「理学系研究科が単なる研究者養成機関でないことは積極的に公表すべきだと思う。しかし,その場合,工学部などとの差別化が必要だと思う。」平成24年度には,博士課程修了者やポスドクのための多様なキャリアパス開拓を目的に「理学系研究科就職支援室」を開設することが決まっているが,学生たちからの熱い期待に応える必要がある。