GCOEによる「理学系化学英語演習成果発表会」

佐藤 健太郎(化学専攻 特任助教)

図1

発表する渡部愛理さん(固体化学研究室博士課程1年)

2012年2月27日,化学本館5階講堂にて,「理学系化学英語演習成果発表会」が開催された。グローバルCOEプログラム「理工連携による化学イノベーション」では,修士課程1年・博士課程1年生を対象に,化学英語教育プログラムを実施している(修士の授業は専攻の経費で負担)。ここでは,外部から招へいした英語教育を専門とするネイティブスピーカーの教授に,英語論文執筆・英会話などを学ぶ。この発表会は,その一年間の総まとめとして毎年開催されている。

学生は,それぞれ自分の研究内容を,スライドの作成から質疑応答に至るまですべて英語でプレゼンテーションする。最前列で目を光らす教授陣の前で発表を行うのはなかなか勇気の要ることではあるが,修士の学生もみなしっかりと発表をこなしていた。博士課程学生の中には,その場で流れを読んで話し方を変えるなど巧みな話術を披露する学生もおり,終了後に教授が立ち上がってスタンディングオベーションを送る一幕もあった。

昼のポスターセッションでも,熱心な討議が行われた。専門分野の異なる者から飛んでくる質問に,英語で受け答えするのはひじょうに高いスキルを要することであり,学生には実力を磨くよい機会となったようであった。

化学専攻では,大学院の授業をすべて英語で行うなど先進的な取り組みを続けており,その成果は存分に出ていると思える。学生たちがこの語学力を生かし,世界のステージに羽ばたいていくことを大いに期待したい。