1年生ガイダンス「イチローはなぜセンター?」

横山 広美(広報・科学コミュニケーション 准教授)

図1

2011年理学部ガイダンスポスター

なぜ理学を選んだのか聞くことは,野球のイチロー選手になぜセンターなのか,サッカーの川口選手になぜゴールキーパーなのかを聞いているようなものだ―こう切り出したのは講演者の一人,生物化学専攻の吉種光助教だった。イチロー選手は野球が好き,川口選手はサッカーが好き。同様に吉種助教は脳科学に興味があり,薬学部など他学部と比較して理学部に決めたという。

理学にしかない分野もあれば,他学部と密接に関連がある分野もある。その間でどのように学部・学科を選んでいくのか。3年前から始めた1年生向けガイダンスでは,年代の異なる数名の若手に,それぞれの経験を本音で語っていただいており,教員にとっては耳が痛いこともあるが,全体としてとても評判がよい。今年は吉種助教のほか,白川慶介さん(地球惑星物理専攻博士課程2年),川越美規さん(化学専攻修士課程2年),高橋学さん(物理学科4年)にご講演をいただいた。それぞれに素晴らしい講演であった。

教務委員長の物理学専攻,長谷川教授からは,理学部卒業生の就職が(想像に反して?)たいへんよいことも報告された。理学部ウェブページには,理学部卒業生の就職情報をまとめたサイトも用意された。

今年は例年の250名ほどの参加者を大きく上回る350名ほどの学生が参加した。それぞれに納得できるよい選択をしていただきたい。講演内容は今後,理学部のウェブサイトに掲載される予定である。