満員御礼! 第15回 理学部公開講演会

実行委員長 関根 俊一(生物化学専攻 講師)

図1

超満員の講堂で講演に聴き入る聴衆

去る2009年4月26日(日),第15回 東京大学理学部公開講演会が本郷キャンパス安田講堂にて開催された。昨年4人の日本人研究者がノーベル賞の受賞に輝いたことにちなみ,今回は「理学の最高峰」と題し,ノーベル物理学賞および化学賞,そして数学分野での栄誉であるフィールズ賞の受賞内容に近い分野で活躍している研究者を招いての講演会として企画した。 山形俊男研究科長による挨拶に続き,濱口幸一准教授(物理学専攻)による「宇宙誕生はじめの1秒間の謎 ~対称性とその破れ~」,中野明彦教授(生物科学専攻)による「クラゲの光るタンパク質が生命の謎を解く」,松本幸夫名誉教授(数理科学研究科)による「ポアンカレ予想」の3講演が行われた。連休序盤の日曜に開催したこととノーベル賞効果もあったのであろう,公開講演会始まって以来最高の1,200人を超える聴衆に来場いただき,会場は満席で立見を出すまでとなった。ほとんどの方が最後まで残り,ユーモアたっぷりの講演と講演後の講師との歓談を堪能していたようだ。今回は学生・生徒と思われる人たちの参加がとくに多くみられた。これをきっかけにより多くの若い人たちに理学と東大理学部に対する関心を深めていただければ幸いである。最後に企画と準備,実行に携わってくれた職員および学生の皆さんにこの場を借りて感謝の意を表したい。

次回第16回講演会は,11月に同会場で開催の予定である。