理学のワンダーランド in ホームカミングデイ2021

飯野 雄一(広報室長/生物科学専攻 教授)

理学系研究科・理学部では,東京大学ホームカミングデイの機会に,卒業生にお子さんをお連れいただき,未来を担う子供たちに理学の面白さを味わってもらうことを目指した講演会「理学のワンダーランド」を開催している。今回は昨年に引き続き理学部YouTubeチャネルでのリアルタイム配信で2021年10月16日(土)に開催した。 小柴ホールからの中継で,2名の講師からのオンライン講演に続き,オンラインツール 「slido」を用い,補助の学生が視聴者からの質問を読み上げて講演者に伝える形で双方向の質疑応答を行った。

須藤教授の講演のひとシーン

星野研究科長の挨拶のあと,物理学専攻の 須藤靖教授より「宇宙人はいるのだろうか?」 とのタイトルで,宇宙人がいるかを考える意義,ハビタブル惑星の数や生命存在の可能性,通信の試みなど,多岐な内容にわたる講演がなされた。視聴者からは想像力を掻き立てられたとみられるさまざまな種類の質問が寄せられた。次に化学専攻の小安喜一郎准教授より「目に見えないくらい小さい金属の粒のおはなし」とのタイトルで,金属の微小クラスターの特殊な物性についての講演がなされた。真空中または溶液中で金属クラスターを作製する手法や,原子の数がひとつ違うだけで大きく性質が違うことなどが紹介された。これに対し,真空を使った 生成の方法や原子の構造についての鋭い質問が多く寄せられた。

オンラインの参加者は,延べ400名ほどであった。アンケートによると,小学校低学年から高校生までまんべんなく参加があり,その保護者や一般の方も視聴され,楽しい時間を過ごせたと満足の声が寄せられていた。

参加された皆様,講師の先生方,開催の準備と当日開催をしていただいた皆様に深く感謝申し上げたい。

理学部ニュース2021年11月号掲載

 

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