理学部紹介冊子
理学部オープンキャンパス2019開催報告
オープンキャンパス実行委員長 田中 培生
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化学専攻の学生らによる小柴ホールでの学生講演の様子
2019年度,理学部オープンキャンパスは14回目を迎えた。来訪者の皆様にとっても私たち主催者にとっても,厳しい猛暑であったにもかかわらず,8月7日(水)・8日(木)の2日間に計8,006名と過去最高の来訪者数となった。
小柴ホール講演や各講演会場ではどこも立ち見であふれるくらいの盛況で,多くの高校生が熱心に耳を傾けていて,講演終了後,活発な質問が多数聞かれた。特に,大学院生による小柴ホール講演では,講演者とファシリテーターとの掛け合いも含め,高校生にとって身近な先輩の話に親近感を持って聞き入っていた。
いっぽう,展示スペースでは,多くの専攻が工夫を凝らした展示や実験室での貴重な体験などが企画されており,来訪者の熱心な質問に対して,理学の面白さを熱心に解説している若い研究者・学生の姿があちこちで見られた。さらに,学科によっては,ツアーを企画し様々なユニークな体験に多くの来訪者が参加していた。また,女子学生による質問コーナーにも,学科別に多くの女子中高生が熱心に質問している姿が見られた。

オープンキャンパス当日の様子
最後に,総務・広報・情報チームを始めとする事務職員の皆様,そして,多くの学生のみなさんの協力により,このオープンキャンパスが盛大に催されたことに感謝します。特に,準備段階から当日に至るまで,細部にわたって様々な配慮をしていただいた菅原栄子さんには,実行委員長として感謝します。
理学部ニュース2019年9月号掲載