2019/05/30

すばる望遠鏡超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam で遠方超新星を多数発見!

 

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構

東京大学大学院理学系研究科

東北大学大学院理学研究科

甲南大学

国立天文台

京都大学

 

概要

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) の安田直樹 (やすだ なおき) 教授を中心とするKavli IPMU、東北大学、甲南大学、国立天文台、東京大学大学院理学系研究科、京都大学の研究者らからなる研究チームは、ハワイのすばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC; ハイパー・シュプリーム・カム) を用いた半年間の観測により、赤方偏移1以上 (約80億光年遠く) の遠方超新星58個を始め約1,800個もの超新星を発見しました。近傍を含む大量の超新星を発見したことのみならず、遠方超新星を半年間という短期間の観測からこれほどの数発見できたことは、大口径のすばる望遠鏡の集光力と高解像度で広視野というHSCの特徴を合わせた、すばるHSCでの観測の強みが存分に活かされた成果と言えます。

本成果は、日本天文学会の発行する Publications of the Astronomical Society of Japan (欧文研究報告) のオンライン版に2019 年5月30日付で公開されました。

なお、本研究には、理学系研究科 附属天文学教育研究センターの諸隈 智貴助教が参加しています。

図. 今回発見した超新星(赤点)の分布。青い丸がHSCの視野。背景はスローン・デジタル・スカイ・サーベイ (SDSS) の画像。領域の大きさの比較のために、満月の写真を右上に表示している。(Credit: Kavli IPMU, Partial data supplied by: SDSS)

 

詳細については、 Kavli IPMU のホームページをご覧ください。

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―