2018/04/23

人間活動によって放出される鉄エアロゾルが多面的に気候へ影響を及ぼすことを発見

 

名古屋大学

東京大学

 

概要

名古屋大学大学院環境学研究科の 松井 仁志 助教、東京大学大学院理学系研究科の 茂木 信宏 助教、米コーネル大学のNatalie Mahowald 教授らの研究グループは、化石燃料の燃焼等の人間活動によって大気中に放出される鉄の微粒子(エアロゾル)が、海洋への沈着と太陽放射の吸収を通して、多面的に気候へ影響を及ぼし得ることを、観測および地球全体の大気を対象とした数値シミュレーションにより発見しました。今後の気候変動予測の高精度化に向けて、この研究成果が、その不確実性を減らす重要な知見となることが期待されます。

なお、この研究成果は、平成30年4月23日付(日本時間18時)英国オンライン科学雑誌「Nature Communications」に掲載されます。

 

図:研究成果の概略説明図。黒で示した値は、本研究で見積もられた鉄の排出量(Gg y-1)・大気中量(Gg)、黒色酸化鉄の加熱効果(mW m-2)、南大洋への溶存鉄の沈着量(Gg y-1)を示している。赤で示した値は、従来の排出量データを使用した見積りに対する本研究の見積りの増大比を示している。

 

 

詳細については、名古屋大学のホームページをご覧ください。
 

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―