津波防災のための海洋教育に関する講演会(6月2日)および
シンポジウム(7月8日)の開催について(ご案内)
発表者
- 東京大学海洋アライアンス 海洋教育促進研究センター
- 豊橋技術科学大学 安全安心地域共創リサーチセンター
- 日本財団
「東京大学海洋アライアンス(浦 環 機構長)」に設置された「海洋教育促進研究センター(日本財団)」(以下「海洋教育促進研究センター」)は、このたび、豊橋技術科学大学「安全安心地域共創リサーチセンター」(山田聖志 センター長)の全面協力を得て、日本財団(笹川 陽平 会長)と三者共催で、東南海地震を見据えた津波防災をテーマとする講演会とシンポジウムを連続して開催いたします。海洋教育促進研究センターの防災に関するイベントとしては、昨年8月開催のシンポジウム「海洋教育がひらく防災への道」に続く開催となります。
昨今、東海・東南海・南海地震の連動同時発生を想定した大地震、最大津波高、浸水地域の発表が政府や研究者から相次いでいます。明応地震(1498)で浜名湖が太平洋とつながった歴史を有し、大きな地震発生後短時間で大津波が来襲する可能性が高い遠州・東三河地域にとって、津波防災は重要課題です。今回の講演会およびシンポジウムは、まさに南海トラフの目の前の浜松市・豊橋市での開催です。
初等・中等教育の教諭の皆様、大学における教育・海洋研究者、海洋教育に関心のある学生、一般の方々の参加を歓迎します。シンポジウムの詳細は以下のURLをご覧下さい。
なお、「海洋教育促進研究センター」は、初等・中等教育の段階において海洋教育を普及推進することを目的として、東京大学の全学機構組織である海洋アライアンス内に日本財団との協力により平成22年10月に発足した組織です。豊橋技術科学大学「安全安心地域共創リサーチセンター」は、従来から実施されてきた地域防災研究をより発展する形で、平成23年度に設立されました。
報道関係者の皆様には、シンポジウムのお知らせの掲載およびシンポジウム当日の取材をしていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター講演会
「津波防災の実践教育 -東日本大震災に学ぶ-」
日時
平成24年6月2日(土) 14時~17時
会場
「えんてつホール」 浜松駅前 遠鉄百貨店新館8F
共催
- 東京大学海洋アライアンス 海洋教育促進研究センター
- 豊橋技術科学大学 安全安心地域共創リサーチセンター
- 日本財団
後援
浜松市
プログラム
14:00-14:10 | 開会の辞 |
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14:10-15:50 |
「想定外を生き抜く力を育む防災教育 ~釜石市津波防災教育に学ぶ~」
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15:50-16:10 | 休憩 |
16:10-17:00 |
パネルディスカッション「防災意識を高める海洋教育」
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17:00 | 閉会 |
参加費
無料
定員
500名
対象
小中高教員,学生,一般
申込方法
5月初旬より下記のホームページから申込受け付けします。
第5回東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センターシンポジウム
「海洋教育から考える“津波・防災” -東南海地震に備えて-」
日時
平成24年7月8日(日) 13時~17時30分
会場
豊橋技術科学大学 A棟101講義室
共催
- 東京大学海洋アライアンス 海洋教育促進研究センター
- 豊橋技術科学大学 安全安心地域共創リサーチセンター
- 日本財団
後援
豊橋市,豊橋市教育委員会
プログラム
13:00-13:10 |
開会の辞
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13:10-13:40 |
「海洋教育における防災と安全」
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13:40-14:40 |
「東日本大震災の教訓」
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14:40-15:00 | 休憩 |
15:00-15:50 |
「子どもたちの手作りハザードマップで進める防災教育」
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15:50-16:20 |
「遠州灘の海岸利用と防災教育」
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16:20-17:30 |
パネルディスカッション 「海に囲まれた日本の海洋教育と防災意識」
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17:30 |
閉会の辞
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参加費
無料
定員
300名
対象
小中高教員,学生,一般
申込方法
5月初旬より下記のホームページから申込受け付けします。
問合せ先
東京大学 理学系研究科 海洋教育促進研究センター事務 小山・太田
Tel. | 03-5841-4395 |
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Fax. | 03-5841-8777 |