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2018/11/23
メチルは端だが役に立つ?
− mRNAのキャップ構造におけるm6A修飾酵素の同定 −
東京大学大学院工学系研究科
東京大学大学院理学系研究科
富山大学
理化学研究所
概要
東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻の鈴木勉教授、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻の濡木理教授らを中心とした東京大学、富山大学、理化学研究所の研究グループは、mRNAのキャップ構造におけるm6A修飾酵素CAPAMを同定し、X線結晶構造解析からCAPAMの基質認識機構を明らかにした。またキャップ構造におけるm6A修飾の担う機能としてmRNAの翻訳を促進していることを見出した。
図. mRNAの転写と共役したm7Gキャップ依存的なm6Am修飾形成
本研究成果は11月23日(金)に米国科学誌「Science」に掲載されました。
詳細については、東京大学大学院工学系研究科 のホームページをご覧ください。
―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―