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2018/09/28
生物科学専攻の岩崎渉准教授がOxford Journals - Japanese Society for Bioinformatics Prizeを受賞

岩崎渉准教授
生物科学専攻の岩崎渉准教授が日本バイオインフォマティクス学会の「Oxford Journals - Japanese Society for Bioinformatics Prize」を受賞されました。この賞は、バイオインフォマティクスに関わる研究において顕著な成果を収めた若手研究者を讃え、我が国におけるバイオインフォマティクスの発展に寄与することを目的として、毎年1名の研究者に授与されるものです。
岩崎准教授はこれまで、生物の進化・生態を明らかにするためのバイオインフォマティクス研究に取り組み、多くの成果を挙げてきました。その成果は、生物の進化過程や生態系の状況を明らかにするための新たなアルゴリズム・データベース・情報解析手法の開発から、バイオインフォマティクスの特長を活用した生物学的な発見まで、幅広いものです。とりわけ、情報学的なアプローチを用いるのみならず、生物学実験や周辺分野の技術も取り入れつつ研究を進めてきた点は、これからバイオインフォマティクス分野を目指す若手研究者や大学院生にとっても大いに参考になるものです。
今回は、こうした卓越した研究実績が高く評価され、今回の受賞に至りました。ご受賞をお祝い申し上げるとともに、益々のご活躍を期待しております。
Oxford Journals - Japanese Society for Bioinformatics Prize
https://www.jsbi.org/news/topics/20180921-ojp/
(文責:生物科学専攻 教授 高木利久)
―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―