長良隕石発見場所の訂正
平成30年3月1日付け発表いたしました長良隕石の発見場所について、住所地を「岐阜市長良宮口町」としておりましたが、正確な住所を確認したところ「岐阜市長良」であることが判明しました。お詫びして訂正いたします。
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2012年10月ごろ、岐阜市内に住む三津村勝征(73)が、岐阜市長良で、褐色の鉄の塊を発見し、自宅に持ち帰った。隕石ではないかと思い、2017年6月に知人で岐阜聖徳学園大学事務職員の岩佐大宣に相談し、同大学教授川上紳一研究室に持ち込んだ。鉄隕石の可能性が高かったことから、東京大学の三河内岳、国立極地研究所の山口亮、首都大学東京の白井直樹、総合研究大学院大学の小松睦美に分析を依頼した。分析の結果、鉄隕石であることを示すデータが得られたので、国際隕石学会の隕石命名委員会に隕石登録の申請を行い、「長良隕石(Nagara)」として承認された。
長良隕石の外観写真(国立極地研究所提供(岸山浩之氏撮影))。画面右下の黒いキューブが1センチ角。
長良隕石発見場所の訂正
平成30年3月1日付け発表いたしました長良隕石の発見場所について、住所地を「岐阜市長良宮口町」としておりましたが、正確な住所を確認したところ「岐阜市長良」であることが判明しました。お詫びして訂正いたします。
―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―