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生物科学専攻公開講演会(第85回小石川植物園市民セミナー)のご案内
理学系研究科生物科学専攻と小石川植物園後援会の共催による公開講演会(第85回小石川植物園市民セミナー)が下記の通り開かれます。今回は、米田好文教授による、植物のシュート頂における形態形成の仕組みとその遺伝学的研究についての講演です。植物の地上部は、茎と茎に付属する葉や花で成り立っており、これらのまとまりをシュートと呼びます。シュートの頂部には成長が盛んな領域があり、この領域が茎を伸ばしながら、周りに葉や花を生み出していきます。そのため、シュート頂の形態形成活動は、植物の姿・形をつくりあげるのにきわめて大きな意味をもっています。米田教授の研究室では、アブラナ科植物を例に、分子遺伝学の手法を駆使して、シュート頂の形態形成の理解に向けた研究が進められており、これまでにその制御に関わる様々な遺伝子が発見・同定されています。今回の講演会は、こうした最新の研究成果に触れる絶好の機会です。本学関係者や後援会会員に限らず、どなたでも参加できます。どうぞ皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
講師:米田 好文(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻)
演題:「シュート頂形態形成の遺伝学」
日時:11月1日(土)13時~15時
場所:理学部2号館4階大講堂
参加費:無料
参加申込方法:10月27日までに、往復葉書または電子メールにて小石川植物園後援会事務局までお申し込み下さい。後援会からの返信葉書ないし返信メールが招待状となります。
参加申込先:〒112-0001 文京区白山3-7-1
東京大学大学院理学系研究科附属植物園内
小石川植物園後援会
koishikawa-koenkai@koishikawa.gr.jp
問い合せ先:理学系研究科附属植物園
杉山宗隆准教授(03-3814-0368)
―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―