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2014/04/21
第83回小石川植物園市民セミナーのご案内
小石川植物園後援会が主催する第83回小石川植物園市民セミナーが下記の通り開かれます。 今回は、法政大学生命科学部の長田敏行教授(本学名誉教授、植物園元園長、後援会会長による、加藤竹斎の'扁額'に 関する講演です。加藤竹斎は、明治時代に小石川植物園の画工として多くの植物画を描いていますが、通常の植物画の他に、 植物画付きの材標本(いろいろな樹木の材でできた板にその樹木の絵を描いたもの)も作成しています。この材標本が今回 の演題にある'扁額'です。竹斎の扁額は、以前よりイギリスやドイツに現存することが知られていました。 長田教授は、本家本元の小石川植物園にないはずがないということで探索を植物園に依頼、その結果、果たして扁額が見つ かりました。これを受け、竹斎'扁額'を出発点として、日本における植物画の系譜を辿ること、また、それらの世界の位置 について言及することができるようになりました。 本講演では、その概要をお聞きいただけると思います。本学関係者に限らず、どなたでも参加できます。 どうぞ皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
講 師: 長田 敏行 教授(法政大学生命科学部) 演 題: 「加藤竹斎'扁額'から見えてきたこと」 日 時: 5月24日(土)14時~16時 場 所: 理学系研究科附属植物園本園(小石川植物園)柴田記念館 参加費 : 無料(一般の方は入園料が必要です) 参加申込方法: 5月19日までに、往復葉書または電子メールにて後援会までお申し込み下さい。 返信葉書ないし返信メールが招待状となります。 なお参加ご希望多数の際は、お申し込み順に従い受付が締め切られることがあります。 悪しからずご了承下さい。 主催・参加申込先: 〒112-0001 文京区白山3-7-1 東京大学大学院理学系研究科附属植物園内 小石川植物園後援会 koishikawa-koenkai@koishikawa.gr.jp 問い合わせ先: 理学系研究科附属植物園 杉山宗隆准教授(03-3814-0368)
―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―