2013/11/12

化学専攻の小林修教授が、武漢工程大学より名誉教授号を授与

 化学専攻の小林修教授が、武漢工程大学(Wuhan Institute of Technology)から名誉教授号を授与されました。 心よりお慶び申し上げます。  武漢工程大学は、中華人民共和国湖北省の省都である武漢市に位置する省属公立大学で、工学、理学、管理学、経済学、 文学、法学部を擁し、湖北省より重点建設大学に指定されています。本校は、1972年創立(原名は湖北化工石油学院)で、 昨年は創立40周年に当たり、様々な催しや式典が盛大に執り行われました。本校の中には、化学工程、製薬、環境工程、 材料科学、電気情報科学、コンピュータサイエンス、言語と人文科学などの重点学科が開設されており、化学工程専攻は、 中国中南地域でトップであると評価されています。  この度、小林教授は、「有機合成化学における新反応、新触媒の研究」により武漢工程大学名誉教授号を授与されました。 授与式は、平成25年10月8日に武漢市の同大学で行われ、王存文学長より小林教授に直接、名誉教授号が授与されました。 これまでに小林教授は、環境調和を指向した有機合成化学を主に推進してこられており、その功績により、アメリカの Arthur C. Cope Scholar賞やドイツのHumboldt賞等の海外の有名な賞を授賞されております。 小林教授のご研究のますますの発展、そしてアジアとの教育・研究交流の架け橋としての一層のご活躍を祈念いたします。

 

 

文責 化学専攻・准教授 山下恭弘

 


―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―

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