2010/11/22

11/22 物理専攻の平原徹助教が日本表面科学会奨励賞を受賞

物理専攻の助教の平原徹氏が、日本表面科学会 平成22年度奨励賞を受賞しました。
 
受賞業績は、ビスマス単結晶表面の電子状態が強い金属であることを光電子分光法によって明らかにし、さらにその高い電気伝導度をマイクロ4端子プローブ法で直接検出することに成功したことです。
 
その後の研究によって、この表面状態はスピン分裂していることが分かり、最近ではスピン流の検出等に発展しています。

日本表面科学会 平成22年度奨励賞
 http://www.sssj.org/jyusyo201009.pdf


(文責:物理専攻長 早野龍五)

 

 

 

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―

  • このエントリーをはてなブックマークに追加