世界天文年全国同時七夕講演会

東京大学会場講演

ガリレオが見た宇宙、見なかった宇宙

須藤靖教授

須藤靖 教授

(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻)

東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。カリフォルニア大学バークレー校博士研究員、茨城大学助手、京都大学基礎物理学研究所助教授などを経て2006年より現職。理学博士。

日時
2009年7月7日 18:00~19:00(開場 17:30)
17:30から簡単なお茶とお菓子を準備しています
場所
東京大学理学部一号館小柴ホール
対象
小中学生向け(保護者の方、大人の方のご参加も歓迎します)
注意 : 小学生低学年の皆さんは保護者の方とご来場ください
定員
170名
事前申し込み
必要ございません。当日、会場に直接おこしください
オンライン中継
中継は終了しました

今年はガリレオガリレイが望遠鏡を宇宙に向けてからちょうど400年の年に当たり、「世界天文年」として世界中で記念のイベントが企画されています。

日本天文学会でも、世界天文年を記念して「世界天文年全国同時七夕講演会」を企画することになりました。7月7日の七夕の日の夕方、あるいはその前後の週に全国各地で同時に講演会を実施し、天文学の成果を広く伝えるものです。

東京大学では、小中学生を主な対象として、この400年間で宇宙がどこまでわかってきたか講演を行います。400年前にガリレオは何を発見したのか、そして今でもまだ見えていない宇宙の果てには何があるのか。宇宙については数多くの謎が残されたままです。実はその謎に対する答えを与えることがこの講演の目的ではありません。残された謎がどれだけ魅力的で挑戦に値するかを納得してほしいと思っています。したがって天文学の知識はほとんど必要ありません。世の中は不思議な事に満ちあふれているんだという好奇心を忘れていない小中学生の皆さんの来場を心からお待ちしています。

※参加してくれた小中学生の方には記念品をお渡しします。ただし数に限りがありますので、先着順とさせて頂きます。