東大理学部 高校生のための冬休み講座 2016

東大理学部 高校生のための冬休み講座 2016

12月27日(火)

講義1
スペクトルと化学 ~知りたいことはスペクトルにある~
化学科 岡林 潤 准教授
岡林潤准教授
— 経歴 —
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了、東京大学工学部助手、東京工業大学理学部助教を経て2009年より現職。博士(理学)。

世界初の新材料、新しい性質や性能を飛躍的に向上させる物質をつくりませんか! そして、なぜそうなるのか、しくみを解明しませんか。理学の探求として、新しい物質を創り、その性質を徹底的に理解することが挙げられます。創った物質の性質を知るには、光をあてて物質の応答を観測する分光(スペクトル)による解析が必要です。
講義では、新しい物質を創り出し(化学)、その性質を調べる(物理)研究の最先端についてお話します。

講義2
物理学とは何だろうか ~高校生に理系をすすめる7つの理由~
物理学科 佐野 雅己 教授
佐野雅己教授
— 経歴 —
東北大学大学院工学研究科修士課程修了、NTT、運輸省、 東北大学助手、助教授を経て、2000年より現職。博士(工学)。

物理学の発展の歴史などを振り返りながら、物理学や科学とはどんな学問なのかを最初に議論します。また、最新の研究の例として、私自身がやっているパターン形成の物理や統計物理学の研究について述べ、それらが物理学だけでなく、他分野と深くかかわっていることを説明します。それから分かることとして、科学は音楽のように、言語や文化、国の違いを超えて取り組める営みであり、基本的に科学には境界も国境もないことをお話しします。そして、最後に高校生に理系を勧める7つの理由について述べたいと思います。