東大理学部 高校生のための冬休み講座 2014

東大理学部 高校生のための冬休み講座 2014

12月24日(水)

講義1
みどりの地球の探し方
物理学科 須藤 靖 教授
須藤 靖
— プロフィール —
高知県安芸市生まれ。 東京大学大学院物理学専攻博士課程修了後、米国カリフォルニア大学バークレー校博士研究員、茨城大学助手、広島大学・京都大学・東京大学助教授を経て現職。

宇宙から観測した地球は、海の色に対応した「淡く青い点」という意味でペイル・ブルー・ドットと呼ばれることがあります。 1995年以来、太陽系以外にすでに2000個近い惑星があることがわかってきました。とすれば、ペイル・ブルー・ドットはむしろ近い将来観測されるであろう「もうひとつの地球」だと言うべきでしょう。 残念ながら将来の観測であっても惑星表面を解像できるほどの角度分解能は望めません。 しかし、その惑星の自転周期に対応した表面の色変動パターンを解読することで、大陸や海、雲、さらには森林の存在まで検証できるかもしれません。 天文学、惑星科学、さらには宇宙生物学へとつながるはずの「みどりの地球の探し方」についてお話します。

講義2
グローバル・サイエンティストへの道 ~グローバル時代を生き抜くために~
化学科 合田 圭介 教授
合田 圭介
— プロフィール —
マサチューセッツ工科大学理学部物理学科博士課程修了(理学博士)。 カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校を経て2012年より現職。 2014年より内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーを兼任。 同年には世界経済フォーラム(ダボス会議)ヤング・グローバル・リーダーに選出。

もともと科学に国境はありませんが、グローバル化の波が大学や科学技術分野の産業界にも押し寄せています。 この波を受けて、日本は大きな転換期を迎えています。 今後、次世代の主役となる高校生が科学者や起業家として成功するためには、グローバルな競争で生き抜いていくスキルが大切です。 この講義では、グローバル時代に生き抜く方法についてお話しします。