東大理学部で考える女子中高生の未来2014
~親子でナットク!理系最前線~
東大理学部で考える女子中高生の未来 2014
プログラム
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理学部の取り組みのご紹介
- 男女共同参画委員会 委員長 小澤岳昌(化学専攻 教授)
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講演
- 「私が数学者になった理由(わけ)」 数理科学研究科 教授 石井志保子
- 「間欠泉を観測して火山の噴火を理解する」 地球惑星科学専攻 助教 並木敦子
- 「有機化学に関する研究に携わって」 大鵬薬品工業(株) 古田亜希子
- 会場を交えた質疑応答(パネルディスカッション形式)
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自由歓談
- 司会:理学部広報室副室長 横山広美(科学コミュニケーション 准教授)
講演者のご紹介

「私が数学者になった理由(わけ)」
数理科学研究科 教授 石井 志保子
皆さんは学校や家庭で「女の子に理数系は向かない」などということを聞かれたことがありませんか? これは、迷信です。 講演では、私が数学者になった道筋を紹介しながら数学、あるいは理数系の魅力、そしてこれらの分野で女性も含めた多様な人々が活躍することが期待されていることをお話しします。
東京女子大学数理学科卒業、 早稲田大学大学院修士課程修了、 東京都立大学大学院博士課程単位取得、 理学博士(都立大学)取得、 九州大学理学部助手、 東京工業大学理学部助手、 同上助教授、 同上教授、 現在:東京大学大学院数理科学研究科教授 (この間, Max-Planck 研究所客員研究員, Humburg 大学客員教授など)

「間欠泉を観測して火山の噴火を理解する」
地球惑星科学専攻 助教 並木 敦子
火山の噴火をより良く予測する為には、噴火メカニズムを観測に基づいて理解する事が必要です。 でも、大規模な火山噴火は頻 繁にはおこりません(頻繁では困りますが…)。 そこで、火山のかわりに似たようなメカニズムで噴火する間欠泉を観測して火山噴火を考える研究 をご紹介します。
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。 日本学術振興会特別研究員・海外特別研究員、カリフォルニア大 学バークレー校客員研究員、産業技術総合研究所契約職員、金沢大学技術補佐員を経て2010年より現職。 博士(理学)。

「有機化学に関する研究に携わって」
大鵬薬品工業(株) 古田 亜希子
有機化学に関する研究に携わって約10年となりました。
大学では蛍光性有機化合物やごまの成分セサミン、会社では医薬品の合成研究を行っています。
有機化学を志した経緯や研究内容・研究生活についてお話しします。
東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程修了、同大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻博士課程修了、博士号取得。 大鵬薬品工業株式会社入社、研究所勤務。
日時
2014年8月29日(金)13:00~17:00(12:30開場)
会場

東京大学本郷キャンパス理学部4号館 2階1220教室
申し込みは締め切りました。
主催
東京大学大学院理学系研究科・理学部 男女共同参画委員会・広報委員会
問い合わせ
東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室
電話 | 03-5841-7585 |
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