東大理学部で考える女子中高生の未来

東大理学部で考える女子中高生の未来

女子中高校生の皆さん、保護者の皆様、東大理学部で女性研究者による最先端の研究の話を聞き、研究室を見学してみませんか? 大学生活、研究や就職、生活のこと、皆さんの質問にお答えします。 ぜひご参加ください。

「小さなRNAによる遺伝子制御のしくみ」

塩見美喜子

講演者

塩見美喜子
生物化学専攻 教授

講演の要旨

わたしたちのからだは、遺伝子の発現が時空間的に巧みに制御されることによって成り立ちます。 本講演では、遺伝子発現を制御する因子「小さなRNA」に関してお話します。

PROFILE

1988年京都大学大学院農学研究科修士。 1994年博士(農博)。 2003年博士(医博)。 1994年ペンシルバニア大学研究員、1999年徳島大学ゲノム機能研究センター助手~准教授、2007年よりJST戦略的創造研究推進事業CREST代表研究員、2008年慶応義塾大学医学部准教授、2009年猿橋賞受賞、2012年現職。

「宇宙を知る素粒子・そして科学コミュニケーション」

横山広美

講演者

横山広美
科学コミュニケーション 准教授

講演の要旨

ヒッグス粒子やニュートリノなど、宇宙の謎を解く素粒子の国際共同実験を紹介したのち、科学と社会をつなぐ科学コミュニケーションについてお話します。

PROFILE

2004年東京理科大学大学院理工学研究科博士課程満期修了。 素粒子実験で博士号取得後、専門を科学コミュニケーションにする。 東京工業大学研究員、総合研究大学院大学上級研究員を経て2007年から現職。 2007年科学ジャーナリスト賞受賞。博士(理学)。

「植物の“形”を制御する遺伝子を見つける」

鎌田直子

講演者

鎌田直子
生物科学専攻 助教

講演の要旨

植物がどのような形の茎や葉や花を形成するかは、多くの遺伝子により制御されています。モデル植物シロイヌナズナを使った研究で、形を制御する遺伝子がどのように発見されてきたのかお話しします。

PROFILE

2004年東京大学理学部生物学科卒業、2008年東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程在学中に日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て、同年10月博士課程を中途退学、同年11月より同大学大学院理学系研究科生物科学専攻助教(現職)。 理学修士。

「光をあてることで性質が変わる材料」

所裕子

講演者

所裕子
化学専攻 特任助教

講演の要旨

光をあてることで、色や磁気的な性質や電気的な性質などが変わる"光応答材料"というものがあります。これまでに研究室で見つけてきた"光応答材料"について、発見した時のエピソードも交え、ご紹介いたします。

PROFILE

2004年東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了、2005年日本学術振興会特別研究員、2007年科学技術振興機構さきがけ専任研究員を経て2011年1月より現職。 (併任)2006-2007年 フランスベルサイユ大学・客員教授。 2012年文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。工学博士。

日時

2012年9月30日(日)13:00~17:00(12:30開場)

会場

地図

東京大学本郷キャンパス 理学部1号館
西棟206号

会場までの案内図

対象

女子中高校生40名・保護者の方20名

ご参加は、女子中学生ないしは女子高校生(予備校生含む)のお子様を持たれている方に限ります。

参加費

無料

申し込み

事前申込制

  • 生徒の方はこちら ※締め切りました
  • 保護者の方はこちら ※締め切りました

申込方法

定員に達したため、締切りました。

※注意事項
ご登録された方には、全ての受付が終了した後で、参加の可否をメールにてお送りします。

主催

東京大学大学院理学系研究科・理学部  男女共同参画委員会・広報委員会

問い合わせ

東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室

電話 03-5841-7601
E-mail