2021/01/28

東京大学理学部臨時公開講演会 Online

 「はやぶさ2」がリュウグウで見たもの、
  持ち帰ったもの



「はやぶさ2」は小惑星リュウグウへの着地に成功し、
昨年12月、石や砂が入ったカプセルを地球に届けました。
「はやぶさ2」がリュウグウで何を見て、岩だらけの表面にどうやって着地し、
どのような石や砂を持ち帰ったのか、お話しします。

 

 

▼当日スライド資料(PDF)を、下記よりダウンロードいただける予定です。

 

講演者・講演内容

探査機はやぶさ2が明かした小惑星リュウグウの姿

杉田 精司(地球惑星科学専攻 教授)

— 経歴 —
米国ブラウン大学博士課程修了、東京大学助手、東京大学新領域創成科学研究科教授などを経て2014年より現職。Ph.D.
 

2018年6月に小惑星リュウグウに到着した探査機はやぶさ2は、直ちに高精度観測を開始しました。リュウグウは直径が1㎞以下と超小型なため、地上望遠鏡での精密観測は困難でした。そのため、自転軸の向きすら分かっておらず、未知なる小惑星にゼロベースで観測を始める必要がありました。着陸地点を選ぶに十分な科学的知見を得るまでの時間は約3ヶ月。科学チームは必死の解析でリュウグウの様々な素性を明かしてきました。本講演では、到着から激動の1年半で明かされたリュウグウの起源と進化について分かり易く解説します。

 

リュウグウ表面へのタッチダウンまでの道のり

諸田 智克(地球惑星科学専攻 准教授)

— 経歴 —
金沢大学大学院自然科学研究科物質構造科学専攻博士後期課程修了。宇宙航空研究開発機構プロジェクト研究員、国立天文台研究員、名古屋大学助教、同講師を経て、2019年より現職。博士(理学)。
 

探査機「はやぶさ2」は小惑星リュウグウへの2度のタッチダウン(着地)を行い、リュウグウから小石や砂を採取することに成功しました。しかし、それまでの道のりは想像を超えて厳しいものでした。 「はやぶさ2」がリュウグウと過ごした約1年半の間の観測を振り返り、リュウグウへのタッチダウンに向けて直面した困難と、それを我々がいかに克服したかについて紹介いたします。

 

リュウグウからの玉手箱の中身は? ~これからの分析への展望~

橘 省吾(理学系研究科 宇宙惑星科学機構 教授)

— 経歴 —
大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻博士後期課程修了。東京大学助教、北海道大学講師、准教授を経て、2017年より現職。博士(理学)。
 

探査機「はやぶさ2」は、2020年12月、小惑星リュウグウへの往復旅行のおみやげとして、リュウグウ表面の小石や砂が入ったカプセルを届けてくれました。カプセルの中にはちゃんと小石や砂が入っていました。小さな天体の小石や砂をなぜ科学者は貴重だと思うのでしょうか。それは、ほんの小さな石に太陽系の歴史が詰まっていると考えるからです。「はやぶさ2」が届けてくれたカプセルは、46億年の太陽系の歴史が閉じ込められたまさに玉手箱です。リュウグウの小石や砂について、またそれらの分析計画についてお話ししようと思います。

 

挨拶

大学院理学系研究科 研究科長 星野 真弘 教授

開催日

2021年2月23日(火・祝)

時間

14:00~17:15
※理学部1号館小柴ホールより、ライブでの講演と質疑応答(Slidoを使用)を行います。

当日はこちらよりご視聴ください
YouTube理学系研究科・理学部チャンネル

参加料

無料(事前申込み不要。どなたでもご参加いただけます)

定員

なし(一般の方はもちろん、高校生・大学生もぜひご参加ください)

配信

      • 当日はSlidoを利用して、各講演後、質疑応答の時間を設けます。当日の配信画面でお知らせするアクセスコードをSlidoのウェブサイトに入力し、ご参加ください。
      • 今回のライブ講演は 後日録画配信を行います。講演をもう一度聞きたい方、ライブ講演を見逃した方はぜひ理学部YouTubeチャンネルよりご視聴ください。ぜひ 『チャンネル登録』 してお楽しみください。

主催

東京大学大学院理学系研究科・理学部

協力

大学院理学系研究科附属施設 宇宙惑星科学機構(UTOPS)

連絡先

東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室

TEL 03-5841-7585
E-mail kouhou.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp

 

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―

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