2020/11/30

生物科学専攻・小石川植物園後援会共催公開講演会(第107回小石川植物園市民セミナー)のご案内

理学系研究科生物科学専攻と小石川植物園後援会の共催による公開講演会(第107回小石川植物園市民セミナー)が下記の通り開かれます。今回は、生物科学専攻の塚谷裕一教授(理学系研究科附属植物園園長)による、植物の姿形の多様性についてのオンライン講演です。生物の形づくりの多様性を、遺伝子レベルで理解しようとする研究をエボデボ(EvoDevo)研究と言います。塚谷教授のグループでは、モデル植物のシロイヌナズナを使った実験室での研究を背景としつつ、ボルネオ島奥地のフィールド調査の経験などを活かして、地球上に見られる様々な植物の姿の多様性が生まれた仕組みの解明に向けて、エボデボ研究が進められています。本講演では、ボルネオ島熱帯雨林での調査の様子や小石川植物園で実際に見ることのできるコレクションなどの紹介も交えた、研究の最前線の解説が予定されています。植物のエボデボの面白さに触れる絶好の機会です。本学関係者や後援会会員に限らず、どなたでも参加できます。どうぞ皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

講師
塚谷 裕一 教授(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻)
演題
「植物はどうしてこんなに形が多様なのか〜ボルネオ調査、小石川植物園のコレクションを絡めて」
日時
日時:12月19日(土)15時〜16時30分
参加費
無料
参加登録
事前の参加登録が必要です。ウェビナー登録サイトからご登録ください。
参加方法
参加登録をされると、小石川植物園後援会からの自動返信メールにより、ウェビナーURLへのリンクが張られた案内が届きますので、そちらをクリックしてご参加ください。
問い合わせ先
理学系研究科附属植物園
杉山 宗隆准教授(03-3814-0368)

―東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室―

  • このエントリーをはてなブックマークに追加