理学部イメージコンテスト2020 最優秀賞・優秀賞作品一覧
School of Science, The University of Tokyo IMAGE CONTEST 2020
最優秀賞


「Escher 作『コロニー』」
生物科学専攻 修士課程2年 金井 雄樹
少しずつ異なる蛍光を持った大腸菌を直径1cmの円状にまいたところ、増殖に伴い幾何学的な模様が現れました。タイトルは大腸菌の学名であるEscherichia coliと幾何学的なグラフィックでも有名な芸術家Maurits C. Escherをかけて付けました。
優秀賞


「精子発見のソテツ」
生物科学専攻 教授/附属植物園 園長 塚谷 裕一
日本の植物学の最初の成果の一つとして、イチョウから精子を発見した業績は有名だが、続いてソテツからも精子を発見している。どちらも東京大学大学院理学系研究科附属植物園の園内に発見のきっかけになった株が栽培されている。
優秀賞


「それでも岩石は動いている」
地球惑星科学専攻 博士課程1年 山岡 健
地表近くの岩石が地下数十kmまで沈み込み、変成岩として再び地表に現れることがあります。変成岩の示す鉱物の組成や組織は地下での変成作用や変形を反映し、しばしば顕微鏡下で美しくその詳細を伝えてくれます。
東京大学大学院理学系研究科・理学部では、日々の研究の一こまにある美しい瞬間を写真に収めて競う「東京大学理学部イメージコンテスト2020」を2020年7月上旬~8月中旬に開催しました。例年イメージコンテストは、オープンキャンパスの一環として開催しておりましたが、今年はオープンキャンパスの実地開催がなくなった関係で単独での開催となりました。今年も理学系の学生、教員、学内スタッフから17作品の応募があり、理学部広報委員会構成メンバーによる投票により、上位3作品が優秀賞に選ばれました。優秀賞受賞者には、表彰状及び賞品の図書券を贈呈いたします。受賞者の皆さま、おめでとうございます。
コンテスト出品作品の一部は東大理学部イメージバンクにも掲載の予定です。
イメージコンテストは来年度以降も開催する予定です。