佐藤勝彦教授 平成14年度春の紫綬褒章受章

佐藤勝彦教授

2002年4月29日春の褒章発令において、本学理学部長・大学院理学系研究科長である佐藤勝彦物理学教室教授が学術、芸術上の発明、改良、創作に関し事績の著しい方を対象とする紫綬褒章を受章しました。

佐藤教授の宇宙物理学における学問的な業績は枚挙にいとまがありませんが、なかでも

  1. 重力収縮直後の超新星の中心部で、高エネルギーニュートリノが10秒間程度閉じ込められた状態になる「ニュートリノ閉じ込め」を理論的に示し、超新星爆発メカニズム解明の端緒を切り開いたこと。
  2. 2. 誕生直後の宇宙には、現在「インフレーション」と呼ばれている指数関数的膨張時期が存在することを発見し、現在の初期宇宙論のパラダイムを確立することに貢献したこと。

この2点は、その後の学問の流れに大きな影響を与えた特筆すべきものです。