第3回「楽しむ科学」コンクール

1.目的

広い意味の理学分野で試行してみたい研究プロジェクトまたは教育プロジェクトを公募します。プロジェクトは、実施期間を1年間程度とします。審査の結果、試行の価値があると認定された数個のプロジェクトには、それぞれのプロジェクトに応じて実施費用を支給いたします。また、その実施実績を判定し、優れたプロジェクトには顕彰を行います。

» 「楽しむ科学コンクール」創設の趣旨

2.応募資格

個人・グループいずれであるかは問いません。

プロジェクトを行うのが個人である場合は、本人がプロジェクト代表者となり、複数人数のグループでプロジェクトを行う場合は、代表者を選定してください。

いずれの場合も、代表者は、2008年4月1日現在で20歳以上である必要があります。

3.応募手続き

所定の申請書に所要事項を記入し、下記宛郵送してください。

郵送先:
〒113-0033 文京区本郷7丁目3番1号
東京大学素粒子物理国際研究センター「楽しむ科学コンクール」事務局

申請書ダウンロード

募締切日:2007年12月21日(金曜日)必着

4.プロジェクト選考の審査

プロジェクト選考の審査は、本コンクールの目的と基準に照らし、下記の選考委員会により、第一次審査、第二次審査をもってプロジェクトを選考し実行委員会の審査を経て数件を採択します。

(1)第一次審査:
応募申請書類により選考します。第一次審査においては、次の東京大学の教員が選考委員です。
岡村定矩 教授(天文学)、駒宮幸男 教授(物理学)、長谷川壽一 教授(生命環境学)、福田裕穂 教授(生物科学)、森裕司 教授(動物行動学)、山内薫 教授(化学)、山本智 教授(物理学)
2008年2月初旬までに、プロジェクト代表者全員に対して結果を通知いたします。
(2)第二次審査:
プロジェクトの基礎となるアイデアと計画に関して、プロジェクトの代表者(または代理の者)が30分程度のプレゼンテーションを行い、下記の東京大学教員及び平成基礎科学財団理事の選考委員によって選考を行います。
(東京大学)駒宮幸男、森裕司、朽津耕三/(平成基礎科学財団)秋山仁、海部宣男、武田暁、森亘
プレゼンテーションは2008年2月下旬に行い、第二次審査で選考されたプロジェクトの申請者全てに対して結果を8月中旬には通知します。

5.プロジェクトの実施費用の支給

実施費用は、1件につき上限100万円です。実施費用は、2008年4月と9月の2度に分割して指定された銀行に振り込みます。

6.中間報告

採択されたプロジェクトの実施状況を評価するため、2008年8月末日までに、プロジェクトの進捗状況(実施費用の使用状況を含む、領収証などを添付)の簡単なレポートを提出していただきます。

7.プロジェクトの実施実績の評価と顕彰

採択されたプロジェクトは、約1年間の実施の後、2009年3月中旬に実施実績の口頭発表をプロジェクト代表者または代理の者に行っていただきます。これに先立ち、プロジェクトの実施実績のレポート及び会計報告書を提出していただきます。このレポートと口頭発表に基づき顕彰を行います。

本件に関する問い合わせ先

「楽しむ科学コンクール」事務局

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